時間制限があるため、急ぎメモ状態で、しかし今日もまた、記録を残しておく。新居の契約は無事に完了し、明日は郊外のショッピングモールへ家財道具を調達。体力仕事に専心する日々が続きそうなので書けるときに書かねばと思うのだ。
上の写真は、我が愛用のムンバイ情報源の数々。TimeOutのムンバイガイドは、2006年度が初版で、これは2008年度の改訂版。初版にはとてもお世話になったが、目まぐるしく変わるムンバイの諸事情について行けず、すでに情報の古さが目立っていた。新しいものが出て、うれしい。
Love Mumbaiは、お勧めの味わいあるガイドブック。バンガロール版、デリー版もある。オーストラリア人のライター、Fiona個人の視点から街を捉えた、温かみのある本。穴場的なスポットもさりげなく紹介されている。
本日のランチタイムに訪れたコラバ地区にあるINDIGO DELI。我々お気に入りのレストランINDIGOの姉妹店だ。デリ(デリカテッセン)というくらいだから、カジュアルなカフェをイメージしていたのだが、立派に「レストラン」のムード。
キャロットジュースとチキンBBQバーガーを注文。インドらしく、チキンに和えられたソース、コールスローに和えられたマヨネーズが過剰であったが、味わいはよかった。
他の人たちが食べているピザなどもとてもおいしそう。今度、アルヴィンドを連れて来なければ。「ご意見アンケート」にソースが多すぎと記しておいた。次回は注文時にソース軽めで、とお願いするとしよう。
ハム類やチーズ、ペイストリー類のほか、ホームメイドのジャムや粒マスタードが売られている。インドではなかなかおいしい粒マスタードが手に入らないと思っていたのだが、ここの粒マスタードは見た目も味わいもかなりいけた。うれしい。
それにしても、店のロケーション。左の写真の、左側のビルディングの中にある。遺跡だか廃屋だかという怪し気かつ汚い建物の隣である。ちなみに右の写真。これは日曜日、そして今夜も訪れたところのMOSHE'Sの外観。左奥が店舗である。ここもまた怪しすぎる。というか普通じゃない。外観、もっとなんとかならんのか。それがムンバイ。
またしても、食後はThe Taj Mahal Palaceへ。
ここはもう、わたしにとっては第二だか第三だか第四の家である。
ここへ来ると落ち着く。書店で今日はDVDを買った。
ボリウッド映画ののDevdas。でぶだす。
それを、夕方見た。3時間もの長編だったが、アルヴィンドが帰宅(帰ホテル)するまで、見た。
この感想はまた、改めて書きたい。なにしろ豪華絢爛。
血が騒いだ。
わたしの前世は、インドのマハラジャの姫だったに違いないと確信する。
とことん厚かましいわたしを許して欲しい。
ホテルから徒歩5分程度だが、道端に寝転ぶ人たちやら、歩道に座り込んで座談する漁民らをかき分けるように歩いてゆくのは、姫には辛くってよ。
夕飯は、ラム肉のシチューと、スペイン風野菜の煮込みを注文。
添えられた「豆&ミント入りライス」が、新鮮な味わいで、非常においしかった。ラム肉シチューもよかったが、やっぱりソースがきつい。もともと「塩分控えめ嗜好」なので、どの店でも「味を薄めに」とリクエストする必要がある。
しかし、シチューはあらかじめ作られているはずだから、無理だな。
ともあれ、ホテル内のダイニングかルームサーヴィスが主な夕食だったので、選択肢が増えてうれしい。
ああ、書き忘れていた。
今日、The Taj Mahal Palaceでマイケル・ダグラス氏を見かけた。プールサイドの椅子に座っていたら、見覚えのある男性。彼であった。妻のキャサリン・ゼダ・ジョーンズも一緒かしらん。
わたしは彼女の実物を見てみたいのだが、あいにくマイケル夫だけであった。
彼ら、インドで映画製作をする云々の噂があったが、本当なのだろうか。先日のリライアンスとドリームワークスの提携話といい、彼らといい、エンターテインメントでも景気のよい話が沸き起こっているインドである。