暑い。蒸し暑い。夕べは帰宅するなりマンゴーを食べて一息ついた。そして11時に就寝。今朝はだらだらと8時に起床。
ヨガを終えた夫とともに食卓を囲む。お茶を飲む。旬も終盤のマンゴーを食す。シリアルを食べる。コーヒーを飲んで、一息つく。
それにしても、身体が重い。蒸し暑さ&増量分を吹き飛ばすべく、今日はこれから荷解きや掃除に精を出そう。メイド問題も未だ解決をみていない。ここ数日のうちで、あれこれと決めねばならない。
ともかく片付ければ、気持ちも整理できるので、今日のところは旅の名残を反芻しながら、軌道修正だ。
夕べ、上空から雲海を見下ろしながら、やげてだらしなく広がるスラムを見下ろしながら、空港で、適当な感じで出迎えてくれる空港職員を見ながら、ああ、帰って来た、インドへ。と、ほっとした。
新型インフルエンザのためのアンケート用紙に記入して、即席で設けられたカウンターで確認印をもらい、出国管理に提出する。
その一連の流れがまた、「人間味にあふれていて」笑えてしまう。特に、機械的な作業をすることがよしとされている日本から戻って来たあとは。
昨日は午前4時半に起床。見送りをかってでてくれた妹の車に乗り、5時半に家を出て、空港へと向かう。内装がすっきりと刷新された全日空のラウンジで、「青汁」を飲みつつ、母と妹それぞれが作ってくれたおにぎりを食べる。
いつだったか、二人がワシントンDCに遊びに来たとき、帰国の際、おにぎりを作って渡したことがあった。そのときに使ったサランラップが「ピンク色」だったことが、二人の記憶に、鮮明に残っているらしい。
「空港で食べるおにぎりを作って渡す」ことが、一つの大切な約束事のようになっているのだ。事実、朝の空港で、ぼんやりと食べるおにぎりは、おいしいものである。
成田空港のラウンジでは、うどんを食べた。朝食と昼食の間のおやつである。食べ過ぎである。しかし、人が食べているのがおいしそうに見えるのである。
でも、ANAのロゴ入りかまぼこは、着色料鮮やかすぎていただけない。
ところで、復路の成田ームンバイ直行便は、搭乗率高く、7割を超えていたように思う。
機内では出張者がドキュメントを広げたり、ラップトップで企画書を作っていたりと、まさにビジネスジェットの雰囲気に満ちあふれていた。
これまで乗った3回は、つねにガラガラだったから、赤字路線に違いないと心配したが、今日の様子を見て安心した。
しかし、望む機内食が「品切れなので」と、手まり寿司のかわりに「きつねうどん」になったのは、寂しかった。
うどん、今朝、食べたばっかりだし。
到着間際の軽食だったからよかったけれど。
ともあれ、日本とインドを結ぶこの便利な直行便には、これからもずっと飛び続けてほしい。
さてさて、そろそろ荷解き&掃除を始めよう。それがすんだら食品の買い出し、そしてアーユルヴェーダのマッサージを受けにいくのだ。
マッサージを目標に、がんばろう。