●フレキシブルなサーヴィスがうれしいババ・リン&ニニ・リンの店
気がつけば土曜。前回の更新から4日もブランクがあったとは。そして気がつけば8月。今年もすっかり後半だ。
さて、夕べムンバイに到着した。一度家に戻って荷物を降ろし、夫と二人で久しぶりにコラバのLing's Pavilionでチャイニーズ。ババ・リン(弟)もニニ・リン(兄)もいた。
※注:ババ・リンやらニニ・リンについて関心のある方は、「ブログ内検索」を。
バンガロール嫌いだったババ・リン。ついにはシグマモールにあった南京酒家をクローズしてしまった。バンガロールで最もおいしいチャイニーズが食べられる店だったのに。
※注:わたしたちにとっては。
義姉スジャータ&義兄ラグヴァンもお気に入りの店だったので、みなで残念に思っている。が、ババ・リンはせいせいしているようである。
料理に合う合わないは別にして、ピナコラーダやマルガリータなど、南国なカクテルを頼んだあと、おすすめ料理をあれこれと注文する。
※注:インドでカクテルを注文する際、「甘さは控えめで」と頼んだ方が無難。
この店は、メインの料理が二人には多すぎる場合など、頼むと2種類を半分ずつ持って来てくれたりもする。野菜炒めの具のアレンジなども適当にやってくれる。そのフレキシブルな対応が、とてもうれしい。
移住前に一人で訪れたときも、「いろいろな種類を食べたいでしょう?」とウエイターが気を遣ってくれ、いくつかの料理を少量ずつ持って来てくれたりした。
米国に暮らしていたあのころは、そんなサーヴィスに慣れておらず、なんて親切なんだろうと驚いたが、インドに暮らすようになってからは、そういう「適当にアレンジ」な注文にも慣れた。
さまざまな宗教の人々が混在し、食べられるもの、食べられないものなども人それぞれの国にあっては、「豚肉のかわりにチキンを」とか、「このスープに肉を入れて」とか「チリは控えめに」といった要望に応じた柔軟性が、必要なのかもしれない。
●バンガロールのガイドブック、あれこれ。
上の大きな写真。バンガロールのガイドブックだ。一番手前にあるのは、OWC発行の生活ガイド。木曜日、久しぶりにCoffee Morningに出席した際に、この改訂版を購入した。
生活に便利なディレクトリで決してファンシーではないが、実用的。
上から二冊目は、LOVE TRAVEL GUIDE シリーズのガイドブック。以前、ムンバイのガイドブックを紹介にした時にも取り上げたが、フィオナ(Fiona Caulfield)という女性が、彼女の視点から選んだ店やスポット、レストランなどを紹介している。
写真は一切ないが、ガイドブックらしからぬ主観的な視点が、むしろ個性的でいい。
そして一番後ろのガイドブック。実はちょうど一年前に初版が発行されていたようだが、気がつかなかった。バンガロールのガイドブックの中では秀逸である。というか、ほかにきちんとしたものがないともいえるが。
同じ出版社から、海外駐在員やNRIを大判のガイドブックが出ていたが、それよりも遥かにコンパクトで、観光客にも在住者にも便利な内容になっている。
日本のガイドブックに似て、写真が多用されているのも特徴だ。
インドの場合、社会階級の差が著しいので、ガイドブックを作るにも、読者対象の設定が難しいと感じられる。
この本の場合、ローカルのミドルクラス〜アッパーミドルクラス的視点がふんだんに盛り込まれているところが、興味深い。
3年以上バンガロールに住んでいるが、知らない情報もたっぷりあり、うれしい一冊だ。
●空港までの風景@バンガロール
さて、昨日の午後、バンガロールの空港へ向かう途中の光景から。
派手なトラック。
しかし、よく見れば……。
そのレンガの、そこんとこ!
それでなくても、スピードバンプの多いバンガロール。
弾みでレンガが、転げ落ちますよ!
危険そうな車からは、距離を置いて走るのが賢明、の一例。
人間満載の荷台。
しかし、よく見れば……。
その携帯電話をかけているお兄さん!
それでなくても、スピードバンプの多いバンガロール。
弾みであなた、転げ落ちますよ!
●ムンバイ宅。翌朝からもう、どたばたで。
夕べ、ムンバイ空港に到着した途端から、もうあれこれあった。詳細を綴ったらきりがないので割愛するが、ともあれ今朝。朝からもう、どたばただ。
■電球問題:なんか知らんが、家中の電球という電球が一気に半分ぐらい切れている。
→電球の予備を以前から買おうと思っているのだが、大家が「凝った形の照明」にて内装を整えているため、その電球はそこいらでは売っていない。今日は午後から電球探しの旅である。
■湿気問題:ムンバイの激烈湿気で、クローゼットが湿気臭い。特にわたしのクローゼットが!!
→朝から汗だくでクローゼットの一斉掃除。衣類の全洗濯。全乾燥。乾燥機を買っていて、本当によかった。エコロジカルじゃないけど、もうそんなことは言っておられん。「除湿パウダー(輸入品)」を購入するべく予約の電話を入れる。
■便座問題:数カ月前から、ムンバイ宅に2つあるうちの一つの便座が壊れている。いい加減、取り替えたいのだが!
→大家が「凝った形の便座」を選んでいるため、メーカーに注文してもなかなか届かない。便座におしゃれ心、不要! 頼むからスタンダードな便座にしてくれ!! ちなみにバンガロール宅の便座は、ちょっとだけ、凝ったものを選んだ。しかし形はスタンダードだから、交換が簡単なのだ。インドでは、こうでなくちゃ、だめなのよ!
■水道管問題:キッチンのシンク下の配水管が水漏れ。
→配水管の工事人を呼ばなければならんが、ああもう面倒だ。
と言った具合に、あれこれあるが、ともあれ、これから電球を求めて旅に出ます。幸運を祈る。