元気よね、わたしたち。
……などと言っていたのは、どこのドイツだイギリス人。という話である。
いやはや。本日、10月4日(日)は、まさしく失われた一日、であった。
●2日の夜、ムンバイについた。午前2時ごろ、就寝した。
●3日の朝、10時ごろ起床した。荷解きをして、片付けをして、洗濯を繰り返し、メイドを指示して掃除をしてもらった。食品の買い出しに行った。食事を作った。メールの送受信、ブログの更新をした。DVDを2本借りて観た。おいしいコーヒーと、ルクセンブルゲルリ3粒を味わった。その他、諸々、調子良くこなした。午前1時半に就寝した。
●4日の朝、9時には起床する予定だった。午前8時にメイドが来た。彼女は10時から別の家に行かねばならないので、8時、もしくは1時以降に来ることになっている。1時に来てもらうべきだったと思いつつ、ドアを開けた。このまま起きようかと思ったが、再びベッドに戻った。
10時半、メイドがベッドルームをノックする音で目が覚めた。仕事を終えたらしい。帰るらしい。さて、わたしたちもいよいよ起きねば。と思いつつ再びベッドへ……。
ふと目が覚めた。12時。オーシット! もう12時だよ。いくら日曜だからって寝過ぎだよ。起きるよ。夫を揺さぶってみるものの、なかなか起きない。わたしたち、やっぱり疲れてたんだね〜……。
いかんいかん、また寝ちゃったよ。オーマイグッドネス! 3時?! アルヴィンド、3時だよ。これ以上寝たら、脳みそが腐るよ。床ずれができるよ。すでに腰が痛いよ。起きるぞ。よし、起きよう。う〜ん、と伸びをする……。
はっ! また寝ていた。もう信じられない。うげ〜、5時だって。もう夜だよ、夜! あり得んやろう。よかったね〜、今日予定入れてなくて。自分、昨日NCPAのコンサートに行きたがってたけど、チケット買わずにおいて、よかったね……。
あいたた、腰が痛い。いよいよ起きなければ。あれ、さっき5時だったのに、すでに5時45分? ジーザス・クライスト! あり得ん。あり得んよ。こんなに寝たら、夜寝られなくなる。時差ボケ全開になってしまうよ。起きるぞ、起きるぞ!!!
そんなわけで、都合、16時間も寝た。丸2日分寝た。わたしも夫も、病気になったときを除き、こんなに寝たのは初めてのことである。しかも、二人揃って爆睡とは、見事である。
今回、体力だけでなく精神力もかなり要した旅であった。身体と同時に頭も休みたかったのかもしれない。今日が日曜日でよかった。よく寝られてよかった。ということにしておこう。
午後7時ごろ、食事をする。夕べ大量に作っていた、マルハン家おなじみの「手抜きだけどおいしい&ヘルシーなのよ野菜たっぷりチキンの丸ごとスープ」を温め直し、パンを焼いて、白ワインを開ける。
「これってさ、朝ご飯? 昼ご飯? それとも夕ご飯?」
夫がどうでもいい質問をする。
「これは……ブランチナー」
妻が無理矢理に答える。
明日からは、普通に規則正しい一日を始められますように。