今日は、ミッドタウンイーストのホテルをチェックアウトして、いつも利用しているセントラルパーク・サウスにあるホテルへ移動。今日もまた好天でうれしい。
カーネギーホテルの斜向いにあるそのホテル。チェックインをすませ、部屋に赴くが、カードキーを差し込んでも鍵が開かない。よくあることである。やれやれとロビーへ向かおうとしたら、ちょうど隣室のドアが開いた。
ドアから出てきたインド人らしき男性。夫の顔を見るなり、
「アルヴィンド?!」
バンガロールに住んでいる、ビジネス関係者らしい。家族揃って長期出張のため、マンハッタンを訪れているらしい。
無数のホテルがあるマンハッタン。たとえ隣室だったとしても、ドアを開け、隣人と顔を合わせることなどないのが普通なのに、この偶然。
ドバイ空港での、ビルとの出会いといい、今日といい、ずいぶんと派手な偶然が続くものである。
さて、わたしたちの部屋はといえば、フロントが間違った部屋を案内したらしく、別の部屋へと移動することになった。つまり、わたしたちは、彼らに偶然会うために、あの部屋へ足を運んだようなものだった。
フロントにマネージャーがいたので、できれば状況のいい部屋に通して欲しいと頼んだところ、アップグレードしてくれた。
そのマネージャー、一見するとアフリカン・アメリカンな雰囲気なのだが、インド出身らしい。聞けばカルナタカ州から来たとのこと。わたしたちがバンガロールから来たと知るや、たちまちフレンドリーである。
偶然である。
ともあれ、世間は狭いのである。
ところで数日前、iPadが発売開始となったようだ。
滅多にガジェッツ類には飛びつかないわたしだが、これにはかなり、興味がある。
滞在中にどういうものか確認してみようと思う。
セントラルパークを散策してのち、コロンバスサークル界隈を歩く。そしていつも、立ち寄らずにはいられない、かつて住んでいたあたり。暮らしていたアパートメント・ビルディングを背景に記念撮影。
ところで今回、「食」に関して、あれこれと綴りたいことがまた出てきたのだが、せっかくの滞在中に「水を差す」ようなことを書くこともなんなので、控えておく。
控えておくが、先進国の食事情について、インドに暮らし始めるから見えてしまう「これでいいのか」という現象の数々を、いずれ記しておきたいとも思う。
楽しげな記録は、もう一つのブログに記しているので、今日もまた、どうぞご覧いただければと思う。
★更なるNY滞在記録はこちら→インド発、元気なキレイを目指す日々