我が家のキッチンの一隅。自分で設計して内装工事をしてもらっただけのことはあり、5年たった現在も、なかなか使い勝手がいい。
見ていただきたいのは、豆や穀物が入った瓶の左側にあるカゴ。本日、工芸品店で購入した竹製品だ。同じ形のものが欲しかったのだが、あいにく一つしかなくて残念!
参考までに、計量カップ&スプーン類はニューヨークのウイリアムズ・ソノマで購入。ストッパーにもなるオレンジの花の鍋敷き(超重宝!)は、福岡の岩田屋新館で購入したもの。それ以外は、インドで調達した。
扉の取っ手のフォーク&ナイフも、インドもの。コマーシャルストリートのムスリムが経営する超ローカル金具店で、額に汗して選んだ「逸品」である。
このカゴ。手触りもよく、色合いもラヴリー。封を開けた袋製品の一時保存場所に好適である。他にもまだまだ使い道がありそうなサイズ。色違いでいくつか欲しかった。
この他にもジュート(黄麻)製のワインボトルバッグなどを。ギフト用も好適の出来映え。右は小さな竹細工。和風にも見えるかわいらしさ。
これらの購入先は、バンガロールのアートスクール、KARNATAKA CHITRAKALA PARISHATH。当ブログでも幾度となく紹介してきた、市街西部のゴルフコース近くにある学校だ。
インドに6年も住んでいれば、一通り、こういう工芸展に並ぶ商品の見当はついていて、ほとんどが「見慣れた商品」なのだが、たまに「掘り出し物」が見つかることもあり、折に触れて訪れる。
この人形。実は我が家にもある。以前Mother Earthで購入した。なるたけこまごまとした飾り物は増やしたくないと思っているのだが、つい。
右側の寝転ぶガネーシャがまたかわいらしく。好物のお菓子、そして乗り物の「ネズミ」が傍らにいて、これまた、かわいらしくてつい……。
天然の染料を用いて作られた玩具類もある。壊れやすそうなのが玉に瑕。丈夫で子供が好みそうなデザインを職人らにアドヴァイスして、手作り玩具を作るというビジネス、すでにありそうだが、もっと余地がある気がする。
ここカルナタカ州は、この木製玩具の産地でもあるので。
これです、これ。ここの竹製品&ゴザ類はなかなかに品質もよく。ゴザは以前、似たようなものを購入した。庭で寝転ぶときに使ったりして、愛用している。テーブル・ランナーなどもある。
こちらはラジャスタン地方のペインティング。ご夫婦でバンガロールまで「行商」に来ている。奥さんがアーティスト。この染料はすべて天然素材だ。
これらを混ぜ合わせながら、時に本物のゴールドを用いて、きらびやかな絵画を仕上げる。
『ラーマヤーナ』を読んで以来、同じ絵を見るでも、かなり気持ちが入る。よくやった、ハニュマーン。
右上の虎もリアルでいい感じ。どことなくオリエンタルなテイストだ。