5年半に亘ってインドをレポートしてきた『激変するインド』。紙面改編に伴って、今回が最後となった。
最後は、この5年半を総括するような内容にしようと思っていたのだが、先だって訪れたアクシャヤ・パトラのことをどうしても綴りたく、総括をやめた。
最後に相応しい話題だったと思う。
改編後もインド発信の何かを、別の形ででも残して欲しかったが、仕方がない。
インドはこれから先、もっと日本に知られるべき国であることは間違いない。今まで以上に、これから先は。
福岡からインドへ開くこの小さな窓が閉じられることは、いかにも残念だが、残念がっていても仕方がない。今回の帰国で、また新しい別の窓を、いくつか取り付けてこよう。
異なる視点からのインドの光景をまた、眺めてもらうために。