夏が訪れ、庭に花が欲しい。午前中、市街南部にある植物園Lal Baghのナーセリーへ赴き、マリーゴールドやダリア、カンナ、バラなどの鉢植えを注文し、明日の朝、配達してもらう手配をする。
久しぶりに通る道沿いに、新しいショッピングモールがいくつか完成している。相変わらず、あちらこちらで工事中。
昼は市街中心部へ戻り、UBシティのあたりで買い物。欲しかったものが見つからず。気がつけばランチタイムを過ぎている。Sunny'sへ入る。軽いランチを、と思ったが、Lal Baghで暑い日差しを受けたせいか、ビールが飲みたい。
ひとりビールを飲みつつ、アスパラガスのマリネにマナガツオの料理を。満席のダイニングを見回しながら、人々の様子が興味深い。太ったインド人女性には、ジーンズよりもやっぱりサリーがよく似合う。などとの思いを新たにしつつ。余計なお世話か。
さて、遅いランチをすませたあとは、ホワイトフィールドへ。今夜はPWG (Professional Women's Group)の会合が、ホワイトフィールドのフィンランド人女性宅で行われるのだ。
ホワイトフィールドにはエリカさんとユカコさんが住んでいる。従っては午後のティータイムを一緒に過ごす約束をしていた。4時ごろ、エリカさん宅へ到着。近所のユカコさん&Jくんも合流して、夜までしばし、語り合う。
スピーカーはショバ・ナラヤン。フードジャーナリスト。
彼女の著書 "Monsoon Diary"のブックリーディングだ。
彼女とわたし、彼女の夫とアルヴィンドは「不思議なご縁」で静かに結びついている。
彼らもまた、2年ほどまえ米国から戻って来たNRI。
マンハッタンのアッパーウエストサイド、わたしたちが住んでいたところから数ブロック先に住んでいた。
彼女たちのことについて、不思議なご縁のことについて、いつか書ける日が来ればいいと思っている。
ちょうどいいタイミングでアルヴィンドがシンガポールから到着するのだ。
この喧噪の空港も、まもなくは使われなくなってしまうのか。
記念にと、何枚か撮影をする。
見上げれば、煌煌と三日月が美しい。
夫の便は定刻通りに到着し、待つことなく共に家路へ。
今朝の新聞によると。やはり。今月末にオープンする予定だった新国際空港は、4週間ほど開港が遅れるとか。さらには本日、インドでは全国的に、空港の職員がストライキ。嗚呼!
本日夕刻からドバイなのだが、つつがなくあってほしい。飛行機の発着に問題はないらしいが、じゃあ、何が問題になるのかわからないところがスリリング。
職員がストライキとは、普段から混沌の空港が、より混沌としているのだろうか。
より混沌としていても、さほど違いがわからなかったりして。
むしろ普段よりも「余剰人員」が少なくて、さっぱりと見えたりして。
さて、これから荷造りをして、3泊4日のドバイ旅行へ行って参ります。