インドのCOVID-19感染拡大が深刻だ。しかしWhatsApp(LINEみたいなもの)で行き交う、インドの家族親戚友人知人、そしてコミュニティの情報交換は、去年の今頃よりもはるかに、具体的で有意義で、助け合いの精神に満ちている。
病床、酸素、血小板、入手困難な薬……。求める声が、方々から届く。瞬く間に情報は古くなるが、次から次に追いかける人がいる。手伝ってくれる人がいる。
FacebookのCOVID-19関連グループページでも、「父の酸素が足りない。誰かデリー西部で酸素供給を」→「***にある」→「すでに足りない」→「@@@に確認を」→「今、届いた。父はなんとか呼吸できている」といった緊迫した状況が連なる。
海外メディアではセンセーショナルな情報ばかりが流布されるが、公私を問わず、慈善団体含め、罹患者の収容施設を作ったり、無償の料理を提供したり、多方面での協調が各方面で見られる。
昨日のClubhouseでは、そのようなことを含め語った。いたずらに恐怖心に駆られるよりも、感染防止対策を。曖昧にネガティヴな情報に振り回されるのではなく、自分が元気でいられるための何かを。わたしたちの身近にも、重篤な状況の人たちがいる。回復を祈ることしかできない。
我々夫婦といえば、急遽、夫と二人、2度目のワクチン (Covishield) を接種することになり、今朝、病院を訪れた。普段とは様子の異なる緊迫した病院の様子。そこで延々と、日々働き続ける人々のことを思うと、心が痛い。
今、接種から4時間以上経つが、幸いにも前回よりは身体のだるさも感じられず(少し眠たい程度)、今のところは問題ない。1本目の接種の際は、普段から健康的なライフを送っていれば打たなくても大丈夫だろうと思っていた。しかし、この変異株が猛威を振るう中、打っておいてよかったと思う。
今朝も接種の前に、ワクチン研究の大家であるIISc(インド理科大学院)教授の義兄ラグヴァンに電話をして指示を仰いだのだが、改めてその思いを強くした。世の中の状況はどんどん変わる。素人には判断できないことが多すぎる。それを踏まえた上で、自分がこちらだ、と決めた方向で、最善の状態を導きたい。
👋そんな最中ではあるが! 今夜インド時間5時30分、日本時間午後9時より、アンジャリ(美樹)さんと対談をすることになった。どうしたんすか、このタイトル! と思われるのを承知で、あらかじめ「すまぬ」とだけ、書いておく。ダブルBeautyとは、美樹と美穂の「美」だということなはず😅 お楽しみに!
姿もお声もチャーミングな美樹さんと、今夜はいつもとは違う路線で、いや、結局はいつも通りになりそうだが、インドに至った経緯などを語り合おうと思っている。ご都合の合う方、どうぞお立ち寄りください。
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