自然派コスメの話題はひと休みして、今日は「目の洗浄」について。わたしはコンタクトレンズをしている上に、コンピュータに向かう時間も少なくなく、数年前までは「乾き目」が常でした。
特に米国在住時は、ニューヨークもワシントンDCも冬になると空気が乾燥し、コンタクトレンズ用の目薬なしでは過ごせませんでした。インドでも、バンガロールは空気が乾燥していますし、やはり目の乾きは気になります。
飛行機に乗る機会が少なくない生活。機内でうたた寝をしようものなら、目薬なしでは目を開けられないくらいでした。
ところがここ数年は、目薬をほとんど使いません。目が疲れた時にだけ、以前ご紹介いたローズウォーター成分のITONEを使う程度。
目が乾かなくなった秘密は「目の洗浄」にあります。いつだったか、アーユルヴェーダの本で目の洗浄を勧める一文を読んで以来、毎朝続けているのです。
そもそもアーユルヴェーダでは薬草を配合したオイルで目を洗うという、想像するだけで厳しいトリートメントがありますが、さすがにそれは、自宅でできません。わたしが日課にしているのでは、あくまでもシンプルに、水での洗浄です。
アーユルヴェーダの本などでは、「流水でやさしく洗い流す」のがよいとされていますが、昨今の水道水は薬品なども入っているので、あまりよくないかもしれません。
といいながら、わたしはしばらく水道水で洗っていました。問題ありませんでしたが、最近、浄水の方がいいに違いないと思い、洗面所に銅製ポットに入れたきれいな水を用意しています。
洗う際は、パシャパシャと水をふりかけるのではなく、やさしく眼球の表面を洗い流すこと。首を傾け、水差しなどの水を静かに流すか、てのひらに水を取って、目をパシャパシャと瞬きさせるのもいいかもしれません。
その際に、目を洗うだけでなく、もう一つポイントがあります。
口の中に水をたっぷりと含み、膨らんだカエルのようなほっぺたの状態で、目を洗うのです。
なんじゃそりゃ?
とお思いでしょう。わたしもそう思いました。なぜ口にたっぷりの水を含んで目を洗うのがいいのか、よくわかりません。
わかりませんが、あるアーユルヴェーダの本にそう書いてあり、実行したところ、ともかく目があまり乾かなくなったのです。
朝一番に、水で顔や口中を冷やすことが、気分を覚醒させるのにもいいのかもしれません。
顔を洗うように。
歯を磨くように。
明日から目を洗ってみてください