7月1日から1カ月に亘る日経新聞のコラム「私の履歴書」は、
インドの大財閥、タタ・グループの5代目会長、ラタン・タタ。
インドを語るとき、タタ・グループの存在は不可避。
ムンバイに住んでいたころは特に、
パルーシーの人々が培ってきた歴史がそこここに在ることが、
非常に興味深く、楽しかった。
わたしにとっての、インドに対する「異国情緒」に、
多大なる影響を与えてくれる存在でもある。
もちろん、パルーシー刺繍のサリーも含めて。
先ほどオンラインで3日分の記事を読んだ。
すでに、かなり面白い。
特に、彼が忘れ得ぬ記憶の舞台として取り上げていた、
英国南部の保養地ワーシング。
彼はそこで1カ月過ごしたという。
わたしは29歳の時、その保養地で3カ月語学留学をした。
その地に滞在中、翌年のニューヨーク行きを決意したのだった。
彼が滞在したのは、どのホテルだったのだろう……。
この短いコラムを契機に、
わたしがインドに至る転機をさえ、
思い巡らせてくれる。
久しぶりに、ムンバイに行きたくなった。
ちなみに夫は、現在ムンバイ中。
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かくなる次第で、インドに関わる皆様におかれましては、
必読のコラムかと思われます。
ラタン・タタが生涯独身を貫いた理由も告白されるようで、
ものすごく、興味深い!!
コメント
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