上階が始めた工事は、我が家の庭に足場を造らねばならず。
なぜかこちらの工事が終わり、芝生を張り替えた段階で開始。
塗り替えたばかりの壁もまた汚れるに違いないが、
ともあれ、仕方がないこと。
こちらだって工事の際、少なからず騒音の迷惑をかけた。
もっとも、上階も、これまでに何度も、
あちこちの改築工事で、激しい音をたてているのだが。
お互い様と思いつつ、
話とは違うダイナミックな足場の様子にため息つく夜。
すくなくとも半月は、この状態だ。
そんな夜、上階の夫妻から、お詫びのギフトが届いた。
赤ワインのボトルに、
フルーツの詰め合わせ。
そして、奥方手づくりのマンゴームース(美味!)
フルーツバスケットは上げ底ではなく、底までしっかり詰まっていた。
しばらく前までは「やれやれ」だった気持ちだったのに。
夫もわたしもありがたくいただき、早速お礼の電話をいれる。
日ごろから、「手みやげ」や「お礼の品」など、
「贈り物」を、それなりに、大切にしているわたしだが、
その存在感を強く実感する夜。
少々不便が続くけれど、我慢しようという気にさせられている。