移民局オフィスへの出頭日を延期申請していたにも関わらず、変更日のレターが届かずじまいだったこともあり、「飛び込みで訪問」をした今朝。
万一、申請に不都合があってはならぬと、資料を整え、レターに記されていた「携帯電話の持ち込みは禁止」の言葉にも忠実に、モバイルはホテルに置いて出かけたのだった。
が、蓋をあけてみれば、資料の日時指定の欄をチェックされることもなく、携帯電話は電源を切っていれば持ち込み可能とまあ、なんとも適当というかいい加減な状況。
そんな次第で、ほぼ速やかに手続きは済み、約30分でミッション完了。これでこの先10年間の永住権を「基本的には」保持できる。
ただ、少々焦ったのは右の親指の傷。実は出発前の夜、急いで料理をしていたときに、スライサーで切ってしまっていたのだ。滅多に流血することのない指なのに、かなり深めの傷を負い、実は完全に血が止まったのは夕べのことだった。
今日、ようやく癒え始めていたからよかったものの、そうでなければ指紋を押すことを許可されなかった。意外なところに落とし穴、である。
書き加えておくならば、この一連の手続きにあたっては、一人500ドル以上の手数料を支払っている。支払った以上はこちらによほどの問題がない限り、発行してもらわねば、というのは当然の主張でもあり。
ともあれ、これでこの先の、旅の予定がようやく立てられる。休暇のはじまりだ!