静かな日曜日の午後。
久しぶりにフレンチトーストを焼いた。
トムズ・ベーカリーの食パン。
いつものようにスライスされていないもの。
これを分厚く切る。
それをトーストしてバターとジャムをつけて食べるだけでもおいしい。
が、卵と牛乳と、無漂白のナチュラルシュガーを混ぜたものに、浸す。
その間、リンゴをスライスして、ギーで炒める。
このごろは、インド料理以外にも、ギーを用いるのが、わがブームなのだ。
レーズンは、ラム酒に浸す。リンゴに加えて炒める。
キッチンに、いい香りが立ちこめる。
十分にやわらかくなったパンを焼く。
リンゴとレーズンを載せる。
「おいしい! Good Enough to Eatを思い出すね!」
マンハッタンに住んでいたころ、しばしばサンデーブランチに赴いた、
アッパーウエストサイドの小さなレストラン。
オーナーのキャリーには、muse new yorkの取材も、させてもらった。
そういえば、ストロベリーバターがおいしかったな。
今度、作ってみるとしよう。