夕べは、義姉夫婦とともに、ITCウィンザーで夕食。
彼らと会うときには、よく利用するこのホテル。
昨日、夫が注文したのは、ホットストーンのグリル。
熱々に熱せられた石がテーブルに運ばれ、
その上に肉や魚介類を載せて焼きつつ食べるというもの。
サーモン、ポーク、ビーフ、エビなどいろいろあるが、
夫が注文したのはニュージーランド産のラムチョップ。
味見をさせてもらったが、これがかなりおいしくていける!
次回はわたしもこれにしよう。
などと思いつつ、わたしはブッフェで久々にインド食を楽しむ。
熱せられた石の「余熱」でしっかりうまく焼けるところがすばらしい。
遠赤外線効果だかなんだかがありそうな、いい石だ。
……と食事の途中に降り出した大雨。
その勢いはすさまじく、ホテルを出る頃には小ぶりになってはいたものの……、
行く先々で、道路は冠水。
それはもう、劣悪な道路交通インフラストラクチャーの典型例。
路肩が濁流と化している。
水没するクルマがあちこちで。
結局、あっちこっちの道路が水没しており、迂回を繰り返すこと1時間半以上。
いつもなら、深夜であれば15分でたどりつくところ、何倍もの時間がかかった。
あちこちで鳴り響くホーン、随所で大渋滞。
ドライヴァーのアンソニーに、
「モスクロードから迂回した方がいいんじゃない?」
と言えば、
「いや、フライオーヴァーの方がいいと思います」
と彼は主張。普段から頼りになるドライヴァー故、余計な口出しはしたくないが、しかし選ぶ路地がどうにも、間違えている気がする。
途中、ザバザバとクルマの底まで水浸しになりながら通過するポイントがあり、どこに深みがあるかわからず、緊張する。
「知ってるとは思うけど、水の中に入っても、絶対エンジンを切っちゃダメだからね」と念を押す。
ようやくフライオーヴァーにたどりついたと思ったら、その入り口が「湖」と化していた。最早、麗しくも幻想的な湖畔の光景だ。
結局もモスクロード側に戻り、ようやく自宅の近くまでたどりつく。ここからなら歩いてでも帰れる距離だというところにきて、一安心だ。
夫はといえば、ホテルを出た直後から、すやすやとおやすみタイム。動じない男である。というか、危機感皆無であるともいえる。
家の近くまできたところで、
「美穂、ターミナルの番号はなんだっけ?」
ね、寝言ですか?!
どこまでもマイペースなマイハニー。すてきすぎます。