毎週金曜日は、ミューズ・クリエイションの活動日。
「サロン・ド・ミューズ」と称された拙宅にてメンバーが集い、
クリエイティヴで賑やかで、いい「気」に満ちあふれた時間を過ごす。
誰もが多かれ少なかれ、きっと日ごろ抱えているであろう、
インド生活の困ったあれこれ、あふれんばかりの「負」のネタを、
「笑い」に転じて、楽しく過ごしてもらいたいと願っている。
さて、昨日のサロン・ド・ミューズ。
ジャパン・ハッバの反省会&打ち上げ。
各自、ご自由に飲食物をお持ちくださいとお願いしておいた。
わたしも前日に、菓子の準備。
人気のカステラを、と思ったが、いつものオーガニック砂糖を切らしていた。
ファブインディアのオーガニック、ザラメ風砂糖で代用したら……。
いつものように膨らまず、なんだかふにゃり、しっとりと。
しかし、これは遠い昔、カステラ好きのアルヴィンドと、
ポルトガルのリスボンを旅したときに、
「カステラの起源のお菓子、パンデローを探そう!」と、
街の焼菓子屋を転々とした果てに見つけた、
そのパンデローの食感にそっくりであった。
これはこれで、旨い!
というわけで、これ、カステラではなくパンデロー。
そして手前は……。自分でも、やるな。と思う。
一つ一つ小さく焼くのが面倒で、ど〜んと2枚焼いてみました。
ダイナミック・サブレ。略して大サブレ。
各自、手でバリバリと割って食べるべし。
クルミや、ラム酒に浸したレーズンなども入って、風味豊かにさくさくと。
ビール持参の人あれば、せんべいスナック持参の人あり。
餃子あり、チャプチェあり、パジョンあり。
その傍らには手づくりムース……。
極めてハチャメチャな取り合わせ。
なんだかよくわからないが、午後3時からの小宴会。
ミューズ・クリエイションのメンバーも大活躍だった日本のお祭り。
このごろは、頻度高く、大切な思い出が増えている。
★ ★ ★
たとえ少々大変でも、
心に少し、躊躇があっても、
努めて動けば確実に、成果があって、
それを楽しめれば、よい思い出が増えて、
それらの思い出は心の温かな糧。確かな成果。
ややこしいことを考えず、あれこれ思い煩わず、
取り敢えず、一歩を踏み出して、
新たな扉を開いたならば、その先には、新たな景色が広がっている。
ともあれ、また一つ、いい思い出ができた。