昨年の秋、日本へ一時帰国をしたとき、
表参道の中古の着物を扱う店で見つけた端切れ。
布を入れる収納箱に眠り続けているのを、
ようやく起こした。
2枚を縫い付け、テーブルのセンターランナーにするつもりだったが、
ダイニングルームのカバード(cupboard)にちょうどいい。
インドの工芸品にも、よく似合う。
ちなみに上段のカップ&ソーサーは、
隣国スリランカの、ダンコツワ製。
インド移住当初、MGロードにある老舗食器店 Jamalsで購入した。
ゲスト用の小さなマグも大量に購入したが、どれも丈夫。
今でも毎週、サロン・ド・ミューズのゲスト用に出している。
もう一枚は、ライティング・ビューローの上に。
こちらも、奇しくも、脇のカーテンの色といい具合にマッチして、
とてもなじんでいる。
ミューズ・クリエイションを始めた当初は、
ミシンを購入して、
あれこれ作ってみたりもしたけれど、
このごろはすっかり、作業から離れている。
ピアノを弾いたり、
絵を描いたり、
縫い物をしたり、
そういう時間もあえて作らねば、
瞬く間に歳月だけが流れることを、痛感する。
やれやれ、課題は尽きないが、
ともあれ、目先の必要なことを。