義父ロメイシュと、義継母ウマが、デリーから遊びに来ている。
今年のデリーは60数年ぶりの猛暑だとかで、気温が47℃を超えている。
本来は、2週間の滞在予定だったが、
猛暑のデリーへ急いで帰ることはないだろうと、
3週間に伸ばすことを勧めた。
平日は、バンガロールクラブに滞在しているが、
週末は、今週、来週と、我が家に滞在だ。
もちろん、それ以外にも、何度か顔を合わせている。
家族との関わりが濃密なインドにあって、
夫の実母が他界していることもあり、
マルハン家は比較的あっさりしている方だ。
多少は面倒があっても、かなり気楽な方だと思う。
食事の嗜好も、夫と同じで「なんでもOK」につき、
牛肉でも豚肉でも魚でも、いつものように調理できる。
ちなみに夕べは、白菜たっぷりの味噌汁に日本米、
豚挽肉の和風ハンバーグ、そしてブロッコリーなどの野菜。
今回、お土産にもらったジュエリー。
ひとつは、マンガルスートラ。
結婚した女性が夫の身の安全を願って身につけるネックレス。
すでに一つは持っているが、大振りなので、普段は身につけていない。
ファッションセンスに長けているウマが選んでくれた、
「普段からつけられる」これ。
「これをつけていると、夫がインド人だって一目でわかってもらえるでしょ?」
先週もらって、早速毎日つけていたが、確かに、インド人からフレンドリーな対応を受ける機会が増えた。
それがいいんだか悪いんだかは別として、とても気に入っている。
そして、このイアリング!
シンプルで、しかし伝統的なイアリングが欲しかったのだが、
まさに理想的な形!
インドの女性のピアスホールは大きいので、ネジの部分が太い物が多いのだが、
これは細めだから、わたしの耳にもちょうどいい。
カジュアルにもつけられて、本当にうれしい。
ちなみに奥のネックレスが、クローゼットにしまい込まれていたマンガルスートラ。
これもたまには、身につけなければ。
家族付き合いには、それはもちろん、いろいろな事情がある。
いちいち夫と言い争いになったり、
ああもう、面倒臭いと投げ出したくなったりする。
しかし、こういう関係こそが、「人間関係」であり、
自分の思うがまま、楽な付き合い方など、有り得ないのだ。
人と関わる以上は、何らかの努力をしなければ。
歩み寄る、方法を考えなくては。
バックグラウンドの異なる個性が、ともに過ごすには、それが大切。
少なくとも、享受できているプラスの側面に感謝しつつ。
さて、いい嫁ぶっているが、相当、気ままにやれている我。
夫とロメイシュは、先ほどアーユルヴェーダのマッサージに出かけた。
わたしとウマは、午後からテキスタイルの展示会!
楽しみだ。
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