夕べは、すさまじい雷雨だった。
雨音の激しさに何度も目が覚め、なかなか寝付けない。
うつらうつらしているときに、まるで爆撃のような轟音が響き渡り、
どこかで落雷。
雨音は一段と強くなり、しかし夫はすやすやと寝息を立てて眠っている。
朝の庭は、すっかり濡れて、今朝はあちこちで、道路が冠水していたことだろう。
ミューズ・クリエイションの活動を開始して2年。
わたしがメンバーと会うのは基本的に金曜日、サロン・ド・ミューズの日だけ。
他の日は、たいてい一人での行動である。
ミューズ・クリエイション結成以前と、ほとんど変わらぬ日常。
そんな日々にあって、今週は水曜、木曜と、連日、メンバーとお出かけである。
水曜日は、前回の記録にあるサリーツアー。
木曜日は、チーム歌の「お別れ会恒例カラオケランチ」。
なにしろ主には駐在員夫人で構成されているメンバー。
人々の入れ替わりが激しく、各チームごとにお別れ会が開催される。
わたしは一応、運営者ということもあり、
各チームのお別れ会には声をかけてもらえるのだ。
今回は、初代メンバーも含め、2人のお別れ。
バンガロールの老舗日本料理店「播磨」にあるカラオケルーム。
そこで、昼間から、壮絶なショーが展開されるのである。
どんなにメンバーが入れ替わっても、
概ね、賑やかで声が大きい人に欠かないチーム歌のメンバー。
「防音効果のある部屋で、本当によかった」
と思わずにはいられない、毎度激しい、騒ぎである。
いったい何を歌い、何をしたら、こうなるのか。
説明なしにはわからない情景だ。
記念に載せておきたい写真がたいそうあるのだが、
あまりにもすさまじく、全世界に流出させるのはまずい。
一応、ぎりぎりのところで。
帰任する初代メンバーが、別れに因んだ「替え歌」を考えて披露してくれ、
それを聞きながら、涙していたかと思えば、暴走……。
疲労困憊で帰宅して、夜は4人分の夕食の準備。
義理の両親がデリーから来訪し、一緒に食事をするのだ。
最初の一週間は、バンガロールクラブに滞在するが、来週末は我が家へ。
「嫁する週末」がやってくる。
そして今日は、サロン・ド・ミューズ。
久しぶりにレモンタルトを焼く。
これは、ニューヨークはSOHOにある、
ONCE UPON A TARTのレシピブックを参考にしている。
先週、多めに作って冷凍しておいたタルト生地を解凍し、
レモン汁、生クリーム、砂糖、卵で液を作って流し込み焼くだけ。
今週は、夫の分もしっかり確保!
夫はといえば、午前中、診療所へ行かねばならず、午後からの出社。
弁当を持って行けば? というのに、「家で食べる」という。
「今日は、ガールズが来るんでしょ?」ということで。
今日のサロン・ド・ミューズは、午前中からオープンしており、
チーム布がレース編み講座を実施。
ランチは2階で食べるのだと思いきや、
ふと気づけば、夫はチーム紙のメンバーとテーブルを囲んでいる!
さて日曜は、ミューズ・リンクスの「インドでの食生活と健康管理」のセミナー。
週末のこのセミナー、駐在員や単身赴任社向けで、調理実習付き。
今回は、作りながら味見! で、楽しくワイルドに行きたいと思う。