NORAとの静かな日々も束の間。
昨夜、4年ぶりに、母がバンガロールへやってきた。
ムンバイ出張中だった夫も同じタイミングで戻り、
一気に賑やかに。
インドに移住してのち、
2006年に1カ月弱、
2007年に約3カ月、
2010年に約2カ月、
母は遊びに来たことがある。
そして今回は4年ぶりに2〜3カ月滞在の予定。
いつも通りに福岡発シンガポール経由でバンガロール入り。
「久しぶり!」の挨拶もそこそこに、
あ〜、遠かった〜。今回は本当に疲れた〜! 福岡からシンガポールまで、1歳半くらいの子供がずっと泣きわめいて、キーキー言って、もう全然寝られなくて、本当に疲れたのよ〜!
と言いながら、相当元気である。
自宅に戻り、荷解きをして、午前1時ごろ就寝したにも関わらず、
早朝から起床。
7時半にわたしが目覚めたときには、すでに入浴もお済ませに。
「疲れただろうから、ゆっくり休んでね」
と言っていたのだが。
年寄りは睡眠時間が短いということをすっかり忘れていた。
ずいぶん熟睡できたらしい。
新しいブランケット(大豆繊維で作られたという、ふわふわのもの)や、
滑らかコットンのシーツなど、
心地のよい寝具も揃えていたから、熟睡できたのだろう。
わたしは、朝のエクササイズもしないまま、
今シーズン最後のマンゴー(ニーラム)を剥く。
パパイヤやバナナも。
そして、昨日焼いておいたパンを出す。
大ざっぱで見栄えは悪いが、
それなりに、ヘルシーな朝食。
夫のランチを作り、なんだかんだで、
最初の数日は、ペースをつかむまで、
きっとこんな感じだろう。
4年前に来た時よりも、むしろ元気な気がする。
老人にしては、元気だ。
4年前の滞在時に、「救急車搬送事件」があって以来、
食生活に、ものすごく気を遣うようになったようだから、
その成果もあるのかもしれない。
今年で母76歳。娘49歳。
こうして文字にすると、老け感満点!
母66歳、娘39歳くらいの気分で行きたいと思う。
夕べは、夜風の涼しさに、驚いていた。
そう。バンガロール空港に降り立ち、外へ出た瞬間の高原の空気。
これが本当に、心地よいのだ。
街がどんなに混沌でも、
この高原の風は、すばらしい。
4年前は、膝の手術をするしかないと、
日本のドクターに言われていたこともあり、
気分的にも落ち込んでいた気がする。
その後のアーユルヴェーダの治療で、
手術を受けることなく、
4年間元気でいられた。
もちろん、耳が遠くなったり、
目に問題があったり、いろいろあるようだが、
ぼちぼち、ここで解決できることがあれば、見つけよう。
滞在は長いのだから、最初から飛ばしすぎず、
ゆっくりとして欲しい。
と、思うのだが、午後にはお出かけをしたいらしい。
というわけで、近場をふらりと、出かけましょう。
■救急車でICU搬送。熱過ぎる21時間の記録、超長編。 (←Click!)
上記のリンク、壮絶ながらも教訓に満ちたレポートである。食生活の大切さ。
ちなみにここで話題になっているドライヴァーのアンソニーは、現在の優秀なアンソニーとは異なる。ちなみに現在のアンソニーは三代目アンソニーであるので、念のため。