投資先の企業を訪れるため、
日曜の夜、北インドのチャンディガールへ飛んだ夫。
2泊の出張を終えたあと、
チャンディガールから車で数時間ドライヴ、
ヒマーチャル・プラデシュ州のKasauliというへ。
たまたま、結婚式に出席するため彼の地へ訪れている両親と過ごすため、
1日、休暇を取ったのだ。
家族を大切にするインドの人たち。
こういうことは、決して珍しくない。
忙中閑あり。
うまい具合に、大切な時間を見つける。
夕べは、滞在したホテルからの夕景を、
メールで送ってくれたのだった。
そして今朝は、近くをトレッキングしたらしく、
リアルタイムで写真が届く。
★ ★ ★
まだ結婚してまもないころの米国在住時。インドから義理の家族が訪れて、数週間滞在すると聞いたときには、率直なところ驚いた。辟易した。
しかし、周辺の日印カップルの話を聞いて、数週間どころか数カ月滞在される家庭が大半だと知り、腹をくくった。インドの人々は、親を大切にする。当たり前のことだが、それが当たり前でなくなっているのが今の世界。ともあれ、インド人の嫁となった以上は、好き勝手ばかり、言ってはいられない。
わたしの母が、米国在住時はもちろん、インドに来てからも、1カ月、3カ月、2カ月……と、これまで長期で滞在してきたが、夫は当然のように快く迎えてくれた。思えば、ありがたいことである。いや、それは、インドでは「当然のこと」なのではあるけれど。
そんな次第で、今日はJWマリオットのダイニングでブッフェのブランチ。
母のアーユルヴェーダのプログラムも残すところ2日。身体がずいぶん、軽くなったようである。
コンチネンタル、オリエンタル、いろいろな料理が揃っていたが、
予想以上にインド料理がおいしかった。
こうして素敵に気分転換ができるホテルが、
いくつもあるのもまた、インドの魅力。
日ごろはヘルシーな家庭料理が中心なので、
たまには気分転換に、外食も愉し。
そんな次第で母、引き続き、元気に過ごしております。