We came to Kumamoto by Shinkansen (Bullet Train) this morning from Fukuoka. We visited Kumamoto-jo Castle.
本日より、実家を離れての九州旅がスタート。車がなければ不便なのは承知だが、日本の運転免許証が、ない。18年前に、惜しくも失効している。ニューヨーク州(米国)と、マハラシュトラ州(インド)の免許なら、あるんだけど。
かくなる次第で、バスなどに乗らねばならないことも承知で、一応は、外国人と海外居住の日本人などが購入できるJapan Rail Passの引換券をバンガロールで購入していた。それを、まずは「みどりの窓口」で交換に。
九州新幹線に乗るのはわたしも初めて。九州は、本当に狭くなったなあ。と思うが、しかしあくまでも停車駅に関しての話。高千穂へ行くには、熊本駅から3時間ほどもバスに揺られねばならず、やはり、遠いところは遠いのである。
これがJapan Rail Pass。1週間有効の分を購入した。果たして本当にお得なのか、今回の旅のルートを見るに、際どいところではある。
今日もまた、ありがたいことに快晴。10月下旬だというのに、涼しいどころか、今日は暑いくらいだ。
去り行く新幹線(さくら)の前で記念撮影。10数年前の日本旅から、やることはちっとも、変わっていない。
最初の2泊は、熊本城を望むホテル日航。この写真は、熊本城の天守閣から撮影したもの。
本日、ランチは軽めに、夜はちょっとした郷土料理の店にでも行くつもりで、ホテルの人にお勧めの店を尋ねた。ランチには熊本名物の麺、「太平燕(タイピンイェン)」を食べてみることに。中国福建省の料理らしいが、熊本のご当地料理でもあるらしい。
早速勧められた店に赴けば、毎週土曜日はランチ・ブッフェらしい。太平燕は追加料金で頼めるらしいが、最早そんなに大食いをしている場合でもないので、ブッフェを堪能する。久しぶりに、日本的な中国料理が美味であった。
威風堂々、熊本城! 青空がよく似合う。木造建築の風合いが、何とも言えず格好いい。
あまりの暑さに階段を上るのが辛かったが、天守閣の最上階からの眺めはすばらしく、爽やかな風が心地よい。
熊本城を巡ったあとは、夫の勧めで水前寺公園(水前寺成趣園)へ。わたしはどちらも、子供のころに家族と訪れているはずなのだが、子供のころの記憶は断片的な光景。取りあえず、夫が仕入れた情報を聞きつつ、熊本城にせよ、水前寺公園にせよ、巡るのであった。
この公園は、阿蘇伏流水の湧出によって生まれた池を囲む「桃山式回遊庭園」で、築山や浮石、芝生、松などの植木で「東海道五十三次の景勝を模している」とのことである。見事に手入れされた、見目麗しい庭園だ。
淡雪に包まれた黄身餡。ここのオリジナルなのだとか。ふんわりしっとり、おいしかった。
ホテルの部屋からは、熊本城の勇壮な姿が。特にお願いをしていなかったのだが、眺めのいい部屋に通してもらえて、よかった。
ランチを少々食べ過ぎて、あまりお腹がすいていなかったので、ホテルで軽く食事をすることに。
ホテル向かいのデパートの地下食料品店街で、軽くおつまみやお惣菜などを購入し、夫が香港の空港で買って来ていた赤ワインなどを開け、のんびりと夜景を眺めながらのひととき。
きちんとしたホテルは、お願いするとワイングラスやプレートなどの食器類を部屋に持って来てくれるので、とても助かる。実は、日本でこういうことをするのは初めてなのだが、対応してもらえてよかった。
さて。明日は阿蘇山を訪れるはずだったが、予定変更になりそうな予感。ともあれ、このホテルは2泊なので、明日は身軽に移動できる。どこへ行くことになるのやら。