本日は、半年に一度開催される日本人会のパーティであった。
ゆえに、定番となっているサリーで参加したのだった。
今日は、久しぶりに、パルシー刺繍のサリーを。
5年前のちょうど今ごろ、ムンバイとの二都市生活を送っていた時期、
ムンバイで行きつけだった老舗サリー店、
KARA NIKETANにて「発掘した」1枚である。
今となっては、このように、ダイナミックに全面的に、
パルシーの手刺繍が施されたサリーを見つけることは、難しい。
デザイナーズのブランドが、現代的なデザインをもとに、
職人に発注して刺繍をするサリーも見られるが、
それらはもう、たいへんなお値段。
このころの、こうしたサリーは、「最後のお買い得」であった。
買っておいてよかったと、つくづく思う。
今では多分、5倍の値段を出しても、同じようなものは手に入らないだろう。
サリーは、単に衣類に非ず。
ずっとずっと、受け継ぎながら何十年も着ることのできる芸術品だ。
ということを改めて思いつつ。
ちなみに5年前の日本人会のパーティに着用したときの様子は、
こちら(←Click!)に記録を残している。
最早、遠い昔のことのようだ。