夫が不在の1週間は、久々に気ままな1週間。いつもは静かな家も、NORAがいるので、一人でも、温かい。
火曜日は、ミューズ・クリエイションの「働き組」のメンバーと、ミューズ・クワイア、歌の練習。月末にOWCのクリスマスバザールを控えており、そのステージのための練習だ。
働き組は、その名の通りバンガロールで働く女子ら。
今回は「昼組」のメンバーも数名参加して、宴会&練習で、楽しい夜。働く女性、駐在員夫人、現地人妻(←わたし)が集まり、違和感なく過ごせることは、いいものだなと、しみじみ。
相変わらずマイペースなNORAも、ときどき遊びに来て、書棚の上から音楽を聴いたり、ソファーの縁で寝転んだり。
「絶対に家に入れないって言ってたくせに!」
と、ことあるごとに言われるのだが、仕方がないじゃない、気が変わったのだから。
野良猫が、こんなに懐いて来るなんて、本当に思いもよらなかった。今までの人生、何匹もの野良猫に遭遇して来たけれど、最初からこんな風に、我々の暮らしにぐんぐんと入って来た猫は、初めてだもの。
このごろは、栄養も行き届いて、毛の艶もよく、白さが際立っている。「シャンプーしてあげてるの?」と尋ねられるくらいに。もちろん、半野良だし、シャンプーは嫌がるし、放置している。ご本人がきれい好きだから、ぺろぺろと舐めてクリーニングしているのだ。
インドで白モノを洗濯すると、水がよくないせいか、たちまち灰色っぽくなってしまうこともあり、NORAの白さが、殊更、際立つ。わたしの白いTシャツや、夫の白いパジャマ・クルタよりも、遥かに白い。
こちらは木曜日の夜の光景。バンガロールにある日本料理店で、音楽を披露する男子2名を見に出かけた。お客さんもひけたころ、飛び入りで最後に一緒に歌っているの図。
箸をマイクにお行儀の悪いこと。……若干、見苦しい。
若々しい彼らは、しかし熟年客に喜ばれる懐かしのメロディを選曲。最後に歌っているのは「金曜日の妻たちへ」の主題歌『恋におちて』だ。古っ。なにしろ「ダイヤル、回して、手をとめた〜♫」だからね。
さて、昼組ミューズ・クリエイションも、このごろは参加人数が増えて盛況だ。今週は30名近くが集った。恒常的にメンバー自体は45名前後だが、金曜日に参加できる人が増えることで、賑わいは増す。バザールでは今年もミューズ・クワイアが歌を披露するので、その練習も真剣なのだ。
チーム紙の作品も着々と。クリスマスゆえ、ラッピングも丁寧に。ちょっとした工夫で、可愛らしさがアップする。
チーム布の作品も、相変わらずクオリティ高くチャーミング。本当は3つ確保したかった販売用のテーブル。今年はあいにく2つしか確保できなかったので、焼き菓子を販売するかどうか、思案中。
昨年販売して好評だった、マーサスチュワートのレシピによるドライフルーツたっぷりのクリスマスケーキを、やっぱり焼くべきか。カゴなどに入れてマッチ売りの少女のごとく、販売するべきか。などと迷っているところだ。
バンガロール在住の日本人女性からなる「さくら会」のメンバーとして、今日はお手伝い。といっても、写真を撮影するだけの助っ人ではあるのだが。
モディ首相が提唱しているところの「クリーン・インディア」のキャンペーンに因み、学校側から、子どもたちに日本の掃除やゴミ捨ての現状をプレゼンしてほしいとの依頼があったらしい。