「バンガロールへ戻る夫を福岡空港に送るついでに」という名目で、発作的に決めた「東京1泊2日」。自分でも、なぜ今、ここにいるのか、よくわからないのだが、ともあれ「諸事情」につき24時間滞在である。
夕べは、元バンガロール在住の友人ら、ローカルフード探検隊の主要メンバーだったU-KO隊員ほか、ミューズ・クリエイションの元メンバーとその家族、三連休にも関わらず、都合の会う方々が集まってくださって、熱い夜を過ごしたのだった。
午後5時過ぎに羽田空港に到着。そこでU-KO隊員のお嬢さん(高校生)が、サプライズで出迎えてくれた。彼女は試験を控えているので夜の会合には来られないからと、わざわざ会いに来てくれて、本当にうれしかった。
空港のカフェでちょっとお茶をしながらお話をしたあと、待ち合わせの銀座へ。わたしの滞在先が銀座界隈だったので、この店を選んでもらったのだが、三連休ということもあり、適当な店(騒ぐ可能性が高いので個室つき)を見つけるのはたいへんだったようだ。
待ち合わせの6時半を数分過ぎたところで到着。すでにみなさん、いらしていて、その個室だけ、バンガロールである。
女子はともかく、男子は、初めてテーブルを囲んだ人もいたけれど、「インド」という話題の共通項が、話を盛り上げてくれる。
思い返せばここしばらく、夫との二人旅、ゆえにずっと会話は英語であった。ここにきて、久しぶりの面々と久しぶりに思い切り日本語で話せたこともあり、「筋肉養成ギプスを外した直後の暴走」ともいえる状況下。
伝えたいことを的確に伝えられ、会話の端々まで理解できる心地よさ。母国語の威力だ。というわけで、かなり疲労困憊だったはずなのに、水を得た魚のように、久しぶりの人たちとの会話を愉しんだのだった。
その後、新橋に場所を移し、今はやりの「俺の〜」シリーズの店に席が空いていないか、男子がリサーチしてくれる。
「俺のフレンチ」については、以前、記事を読んだことがあったが、「俺の焼き肉」とか「俺のやきとり」とか、いろいろなヴァージョンが誕生していることはしらなかった。
夜も10時となっていたこともあり、「俺のやきとり」の個室が空いているということで通してもらう。
お店の人に勧められて、2リットルの赤ワインを注文。大きなボトル!
「俺のやきとり」のはずなのに、焼き鳥以外のメニューも充実していて、これがまた、びっくりするほどおいしい。すでに1軒目で夕飯をすませているはずなのに、みな興奮状態で肉系料理を次々に注文。
6時半から11時半まで、延々と、飲み、食べ、語り続けた約5時間。楽しかった。みなさん、ありがとう!
来年もまた、「俺の」系の店で晩餐会を開きましょうということになり。「俺のインド」ができているといいな。でも、日本でわざわざインド料理を食べるのはいやだけれど。
来年は、東京でも、いつものように、きちんと数日滞在したいものである。ともあれ、今日はこれから用事を済ませて、午後の便で福岡に戻る。
そろそろアーユルヴェーダのオイルマッサージが受けたくなって来た。インドに戻ったら、当分はデトックスの日々である。身も心も、そろそろ日常モードに移して行かねば。
【追加♥】