インドの中では比較的歴史が浅いらしいハイダラバード。都市としての歴史は500年ほどだとか。いずれにしても、ムスリムの統治下にあり続けたこの地。
1947年、印パの分離独立の際、当時この地を治めていたニーザム藩王国とインド政府の間には、少なからずの緊張と駆け引きがあったようだ。
インド政府は、このムスリムによる領土が、「パキスタンの飛び地」として独立することを恐れていた。最終的には、インド政府に吸収されたものの、未だムスリム文化が色濃く根付いていることに違いはない。
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