「捨てちゃ、だめだよ」
捨てるつもりなどなかったのだが、祭司に釘をさされた。
ホテルに持ち帰った。
丘の上から今度は下りるのが、結構「腰に」来る。情けないな。平地ならどこまでも歩けるのだが、石段、階段はよくないな。
そんなわけで、かなり心地のよい疲労感に包まれ、夕暮れの街を走り抜け、ホテルへ戻る。
ゆったりと入浴し、夕べの残りのワインを飲みつつ、夫が戻るまでひとりのんびりと、写真の整理などをする。
夕飯は、ホテル内のチャイニーズへ。店の雰囲気は悪くないが、料理は悪かった。やっぱり、ハイダラバードの食事情は、まだまだ国内料理が優勢だ。
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