今日もまた、OWCコーヒーモーニング。このごろは、毎週のように出席しています。
母が来ているため、母がなるたけ多くの人に会う機会を作ろうという意味でも、足しげく通っていますが、こんな事態は初めてこのことです。
基本的には、「一人での行動」が非常に多いわたしなので、四六時中、誰かと過ごすのは、得意ではありません。
そのあたりのことは、母にも伝えてありますので、家にいるときは、それぞれに別々の部屋で、自分のことをしながら過ごしています。
さもなくば、数カ月も一緒に同居、というのは不可能です。
今日は、母が髪を切りたいというので、少し早めにLeelaへ赴き、ヘアサロンへ行きました。
白髪を染めるか染めないか迷ったようですが、今回は白髪を生かしてみようと、取り敢えず短めに切ることに。
白髪が目立つと、確かに老けて見えるかもしれませんが、それはそれで雰囲気が出るもの。
毎月のように染め続けるのも大変だし、髪も痛みそうなので、いっそ白髪でまとめた方がいいと、わたしは思うのですが……。
まだ染めている部分がかなり残っていますが、これが伸びきって、全体が白髪になったらどのようになるか、様子見です。
さて、今日のランチはバンガロールで最もおいしいと思われるタイ料理店、BENJARONG@Ulsoor Roadへ。母を連れて来るのは初めてです。
ドリンク、スープ、前菜、主菜、デザートなど、もりだくさんのランチコースが800円程度。
インドにしては、確かに高めのですが、一昨日のインド料理店同様、高級ホテルで食するよりは、お得感があり、なかなかに魅力的な店です。
ところで今日、OWCにて、やはり日本からお母様を招いている日本人の友人に会いました。彼女のお母様は、ずっとインドが好きで、おひとりでも旅をなさっていたとか。
「ミホさんのお母様は、インドがお好きらしいけど、それはミホさんがキレイなところに連れて行っているからでしょ?」
と友人に尋ねられました。彼女の言う通りです。
「わたしの母だから」
ということで、母もまた、行動的な女性のように思われがちなのですが、実は一人旅などもってのほか、行動力も自立心も、ほとんどありません。
「オレについてこい!」
な九州男児の亡父が、そうさせたともいえます。だから、父が癌になり、他界したときには、いったいどうなることだろうと思いました。
しかし、遍く男性よりも、女性の方が強いもの。悲嘆に暮れる日が続いたけれど、歳月の流れとともに、たくましく再生しているように思えます。
だからといって、気軽にインドへも来るようになった、というわけではありません。
これまでニューヨーク、ワシントンD.C. 、カリフォルニア……と、幾度となく招いてきましたが、いずれもこちらが準備万端整えての来訪です。
そんな次第で、ここでご紹介している「キレイ」で「楽しげ」なインド生活の断片、そして母の目から見るインドは、あくまでも「お膳立てされた状況」であり、非常に偏っていることは事実です。
数カ月も母が滞在するとなると、いろいろな方から、いろいろな質問を受けます。回答になっているようで、なっていないような、微妙な内容となりましたが、ちょっとした裏話(その1)でした。
ところで、BENJARONGと同系列のスペイン料理店ZARA。同じビルディングに入っていたはずなのに、すでに閉店! やはり同系列のケララ料理店に変わっていました。
近々、タパスを食べに行こうと思っていたのに、残念!! しかしケララ州の料理も興味深いというもの。今度はこちらを訪れてみようかと思います。