このブログでも、ここ数カ月の間にすっかり顔なじみとなったローカルフード探検隊。実はU-KO隊員(写真左端)一家の帰任が急に決まった。
この写真は、先日、日本料理店の「江戸」で開催された奥様方メインのお別れ会の様子。U-KO隊員と親しい方が主催し、それはそれは賑やかなお別れ会となった。
いろいろと書きたいことはあるのだが、なにしろ仕事が詰まっている。従っては、昨日実施した、U-KO隊員最後のローカル探検の様子を残しておく。
「最後は、ギー(精製バター)でギトギトのドサで締めくくりたい」というU-KO隊員のリクエストに応え、バンガロールで最も有名なドサの老舗、SHRI SAGAR、通称「CTR」へ。
ドサの王道を極める店だけあり、朝(12時半まで)と、夕方のスナックタイムしか営業をしていない。ドサとはそもそも朝食だからだ。
というわけで、店に11時に集合。
十日後の帰国を控えたU-KO隊員を囲み、いつも以上にテンション高く、うるさい隊員ら。
今日なんて、箸が転げてもおかしいはずの、若い女性グループから、「し〜っ!」と言われてしまう始末。
ほんと、なんとかしようよね、わたしたち。日本人の恥さらしにならんごと。
というわけで、お待ちかねのこのドサ。艶やかに、香ばしく焼き上げられたこの表面。触れればたちまち、指先がテカテカ。U-KO隊員の願い通りに、ギーでギトギト、である。
幸いなのは、このとおりサイズが小さめなこと。これはマサラドサ。故に、マサラ(複合スパイス)で調理されたジャガイモが巻き込まれている。
ギーとは確かに濃厚な油脂だが、アーユルヴェーダでも勧められている良質な油脂ゆえ、適度に摂取する分には身体によい。インド料理の「隠し味」にも不可欠な存在だ。
さて、食事のあとは、毎度おなじみサウスインディアン・コーヒーでしめくくり。
狭い店内で、他の客の視線を集めつつ記念撮影に余念がない隊員ら。
これは、教会のシスターたちが販売している刺繍製品のひとつ。
各地の貧困層の女性たちによる刺繍製品を販売しているのを、折に触れて購入している。
このインド地図が刺繍された布は、お別れの寄せ書きに好適なのだ。
■CTR (←Click!)
さて、いつもならその日のうちに届くはずの隊員のレポートが届かぬので、一応、このままアップロードする。隊員レポートが届き次第、改めて追加分を掲載したいと思う。
※追記:1号、4号のレポートが届いたので、掲載します。(12/11/2011)
ローカル探検初代メンバーのU-KO隊員の帰国。ちょっとはしんみりするかと思いきや、でもまだまだ実感がなく、相変わらずうるさく、主役のU-KO隊員の発言につっこみまくりの私達(笑)
U-KO隊員の「ギーでギトギトのドーサが食べたい!!」のリクエストにこたえて訪れた今回のお店「CTR」。期待を裏切ることのない、ギットギトテッカテカぶり(笑)
焼いたというより揚げたに近い?パリパリタイプのDOSA。隊長の言うようにサイズが小さかったのが救いです。
味はとても美味しいのですが、やはり日本人には油っぽさが気になるかな。。。
Masala Dosa の中のじゃがいももけっこう油っぽかったので、ダブルパンチな感じで。
油なんて気にしないわ!本場のDosaを一度は味わってみたい! という方にはお勧めのお店だと思います(笑)
U-KO隊員、2ヶ月後の一時インド帰国の際には一緒にローカル探検しましょう❤
【隊員4号K2さん】元祖メンバー3人(隊長・U-KO隊員・PAKAKO隊員)+私という設定は今回が初めてだったのですが、それはもう賑やかで 皆さんテンポよく喋る喋る!
相槌を打っている間もなく次の話題に替わってたりして、耳も頭も舌もフル回転でアルツ防止には効果がありそうな探検となりました。
U-KO隊員が急に日本へ帰られてしまうのでショックと寂しさで、しんみりとなってしまうという選択肢はありえなかったようです。
でも、この絶妙な掛け合いが次回から30%トーンダウンしてしまうのかと思うと残念でなりません。
さて、マサラドーサのお味のほうは、見るからにテカテカしていて、U-KO隊員のご希望どおり 油でギートギトでしたが、カリッと焼いてあるため重たくなく、ペロッと頂けました。
欲を言えば、生地の塩分をもう少し控えて、具を多めにして欲しかったな。一緒にオーダーしたウプマがとっても優しい味でわたし好みでした。
U-KO隊員、必ずまたローカルフード(国を問わず?)探検しましょうね!