東京では予定をいれすぎないように。なにしろインドとは違って地下鉄などで移動せねばならず、それだけで疲れてしまうことは2年半前の東京旅で学習済みである。
体力はあるほうだが、昔から込んだ電車などには弱いのだ。フリーランスになったときの理由の一つは、満員の通勤電車に乗り続けて生きるのがいやだったというのもある。
2年半前は、吉祥寺に住む友人に会うために出かけたが、渋谷駅の喧噪と、井の頭線のラッシュにやられ、かなり電車酔いをしてしまった。
さて、街に出れば、さほどマスクをしている人も見当たらず、新型インフルエンザは今のところ関西が大騒ぎのようである。
インフルエンザが西に広がって福岡へ到達し、母校が休校なんぞになったら洒落にならない。
関門海峡でどうにか停滞してほしいものだ。休校するなら来週の火曜日からにしてほしいものだ。などと、100%自分勝手なことを考えつつ。
品川駅の周辺はニューヨーク的な店が多く、しかしそのような食事は望んでおらず、ヘアサロンのある目黒まで足をのばして、そこの駅ビルのレストランで食べたのだった。
特筆すべき味、というわけではなかったが、取り敢えず、この旅の、初の日本食の記念である。
食後は駅の近くのヘアサロン「アンリーシュ」へ。
滞在しているホテルの極力近い場所からインターネットで探し出した店。
もともと南青山のヘアサロンで働いていた3人のスタイリストが始めたらしく、インドネシアのバリをイメージしたナチュラル志向の店である。
ヘアカットだけでなくヘアトリートメントもしてもらいたかったので、「ヘッド・スパ(クリーム・バス)」のあるこの店を選んだ。
毛先が傷んでいたし、このごろは抜け毛も気になっていたので、その旨を担当してくれた女性、マスミさんに相談する。
彼女曰く、地肌の調子は悪くなく、髪が特に傷んでる様子でもなく、抜け毛は遺伝の可能性あり、とのこと。
実は我が家、母も妹も、前の髪よりも後ろの髪の方が多いのだ。
昔からそうだったが、顔の周囲の髪が少なめなのである。
それはとっても「辮髪向き」なのである。なんだか自虐的なのである。
※辮髪とは?
そんな誠にくだらない話はさておき、今回はかなり髪を切ってもらい、ナチュラル素材のクリームでマッサージ&スチームをしてもらい、かなり頭周辺の調子がよくなった。
遺伝とはいえ、こまめなマッサージなどで頭皮を柔らかくすることが大切だとのこと。かなり頭が固いらしい。いかんいかん。
頭の調子を整えたあとは、横浜へ。ワシントンDC在住の友人夫婦も、たまたま日本旅行中で、再会を約束していたのだった。
わたしたちがDCに住んでいたころ、夫のトムが、一時アルヴィンドの勤める会社に、一時インターンとして働いていて、彼の妻が日本人だということでホームパーティに来てもらったのが出会いのきっかけだ。
以降、妻のアイさんとは、しばしばランチをともにした。当時彼女はフレンドシップハイツで働いていたので、そこにあるチーズケーキフェクトリーをよく訪れた。本当に懐かしい。
彼女とは、ここ4年間、ニューヨークや香港など、あちこちで「ニアミス」をしていて、しかし数日、数週間の差で会うことができなかった。
今回は、本当にぎりぎりのタイミング、わたしの到着日であり、彼女たちが1日だけ横浜滞在、という日に会うことができて、すばらしいタイミングである。
久しぶりの二人は相変わらず元気で、なにより、彼女たちのベイビー、アンジェラに会えたのがうれしかった。二人によく似ていて、本当にかわいい。
3人はこれから富士山、京都などを旅した後、アイさんの故郷の神戸に戻るとのこと。
この次にはいつどこで再会するのだろう。そのころは、アンジェラも大きくなっていることだろう。
さて、桜木町を出て、横浜で列車を乗り換えて品川へ向かうつもりが、気がつけば逆方向……。どうして? どうして毎回、一度は反対方向へ走ってしまうのだろう。
気をつけているつもりなのに、うっかり間違えてしまう。前回は熊本で、反対方向に走ったしな。あれよりは次の駅が近いので軽傷で済んだが。
ああ、マダムは電車が苦手です! ドライヴァーを呼びたい!!
I did haircut this afternoon then I went to Yokohama to meet Ai, Tom and their daughter Angela. They live in Washington, DC and now they are traveling around Japan. I haven't met them many years, and it was great to have a chance to meet them in Yokohama.