インド生活を5年目を迎え、少しずつ新しいことを始めている。しかしこのブログの背景デザインが変わったのは意図したことではない。
わたしは無料のブログなどで広告が入ったりするのがいやなことに加え、あれこれと思うところあって、Type Padという有料のブログサーヴィスを使っている。今まで特に問題はなかったのだが、最近、入力画面が刷新された。
最初の数日は慣れなかったものの、少しずつなじんできたところに、落とし穴があった。あれこれと触っているうち、なぜか従来このブログで使っていたデザインのフォーマットが消えたのだ。
まったく大したデザインではなかったが、見出しや本文のフォントサイズ、行間、地色などそれなりに気を遣って細かく設定していたのだった。
ブラウザによっては見え方が異なるとはいえ、なるたけ汎用性の高そうな感じを作り上げていたのに、消えてしまった。
仕方がないので作り直そうと思ったら、作り直す選択肢がなくなっていた。かわりに既製のデザインが大量に用意されていた。どれもこれも、見出しのフォントが大きすぎて、本文が小さく、行間が狭い。設定の変更ができない。
写真やイラストなどはどうでもいいから、せめて文字のレイアウトや大小のバランスを変えた選択肢があればいいのに不親切極まりない。従っては暫定的にこのレイアウトを使用しているところだ。
果たして読みやすいのだろうか。
むしろ以前よりも新鮮味があっていいのだろうか。であればしばしば、異なるデザインを試してみるのもいいのだろうか。
それとも、世間はそんな細かいことを気にしないのだろうか。よくわからない。ただ、普く事象は便利になればいいというものではないということを、物事がヴァージョンアップするたびに、思うのだ。
※と、ここまで書いておきながら、翌朝あれこれと触っていたら、再びもとのデザインに戻すことができました。新しい仕組みに慣れていないわたしが悪かったです。でも、まだトラブルは続いているので、今後、急に変な柄の背景が出てくる可能性もありますが、それはそれで、どうぞお楽しみください。
焼く日々が続いている。バナナケーキ、今度は耐熱容器で焼いてみた。まるで巨大マフィンだ。インドのバナナはすぐに熟れてしまうため、熟しすぎたバナナがすぐにでき上がる。バナナケーキにうってつけなのだ。
それからピザも焼いてみた。バジルなどがないため、ひたすらタマネギとチーズ。ひたすらタマネギは、もっとタマネギがあっていいと思うくらいだった。前回のネギもそうだが、ピザにするとかなり具を載せてもOKのようである。
インドのタマネギは水分が少ないから、生地が湿っぽくならず、ピザに好適である。
ところで、ムンバイを離れると思うと、いろいろな人たちとあっておかねばとも思う。今日はデラドゥーンに暮らす遠縁の叔父と、ムンバイに住むその娘アースタ(20代後半一人暮らし)と、INDIGO DELIで会った。
二人に会うのはわたしたちの結婚式以来、8年ぶりのことである。あのときはまだデリーで学生だったアースタ。知的で美しい女性に成長していた。
カラフルなTシャツにジーンズと、今時の若いムンバイカーそのもののムード。聞けば毎朝、ディレクター兼アンカーとして、ブルームバーグ (Bloomberg)で経済情報をレポートしているのだという。
デリーの大学を出て、チェコのプラハで映画を学び、それからカナダで勉強をして、1年前からムンバイで仕事を始めたとのこと。
彼女も旅が大好きらしく、話も興味深い。専ら叔父とアルヴィンドが話している間、わたしたちは話題をあちこちに飛ばしながらも、とても楽しいひとときであった。
昨日は久しぶりに、ビルとユカコさん宅におじゃました。夕食は外で食べることにしていたのだが、どうしてもジェイクくんに会っておきたかったのだ。
この間のバーベキューパーティ以来数カ月ぶりの対面。またしても大きくなっていて、元気いっぱいだ。来年の2月で2歳。このまま別れてしまったのでは、覚えていてくれないだろうなという微妙なお年頃。
夕食は、彼らが住む北ムンバイのジュフにできたNOVOTELのダイニング。このホテルはダイニングが充実している様子。わたしたちが訪れた地中海料理店の料理は、どれもおいしくてうれしかった。
近所にあれば、しばしば訪れたいと思える味。バンドラやジュフなど北ムンバイには続々と新しいスポットが誕生している。
もしもまたムンバイに移ることがあれば、今度は北ムンバイがいいかな、などと思いつつ、いや、しばらくはおとなしくバンガロールで過ごしたいものだとも思う。
やっぱり今月は、バンガロールに戻らず、ムンバイで過ごすことに決めていてよかったと思う。急に名残惜しさがこみ上げて来ている。
出会いと別れを繰り返している。