インドに暮らし始めて以来、我が家で常に飲んでいるお茶に、トゥルシ(Tulsi) のハーブティーがあります。
トゥルシとは、インドで5,000年以上前から「ハーブの女王」といわれてきたホーリー・ベイジル(聖バジル)のことで、アーユルヴェーダでは、「比類なき万能薬」と評価されています。
かつてインドでは、家庭の庭で必ず栽培されていたとのことで、防虫効果もあるそうです。
我が家にも、ほんの数株ですが、トゥルシの苗を植えています。ときどき、柔らかな葉を摘んでお茶にすることもありますが、たいていは、茶葉を利用します。
我が家で愛飲しているのはORGANIC INDIAが販売しているプロダクツ。テキスタイルショップのFABINDIAほか、スーパーマーケットなどで入手できます。
トゥルシ、トゥルシ・グリーンティ、トゥルシ・チャイマサラ、トゥルシ・ジンジャーの4種類があり、茶葉とティーバッグの両方が販売されています。ときどき米国や日本の友人らの土産に購入しますが、概ね好評です。
わたしたちは、国内外の旅行の際にも、朝の1杯のためにティーバッグを持参しています。
トゥルシのお茶は、爽やかな芳香が鼻孔を浄化し、喉越しも爽やか。消化を助け、臓器の働きを強化するほか、精神的疲労にも効果があるそうです。
「減量にも効果的」と、書いてはありますが、飲んでいるわたしたちがほとんど効果を挙げられていないので、あまり信憑性はありません。
こちらは数年前に発売開始されたティーバッグ。トゥルシの香りがマイルドで、レモンやローズ、ジャスミンなどとブレンドされています。従来のものよりも、かなり洗練された上品な味わいです。
甘くて濃厚なチャイが定番のインドでしたが、昨今では肥満や糖尿病を気にする人も増え、健康志向は高まりつつあります。今後も、この類いの商品は増えそうです。
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