この本(原作)が出版されたのは2007年。
知人に勧められ、
更には著者とお目にかかる機会があったにも関わらず、
その分厚さにおののいて、読もうとさえしなかった。
2012年に日本語訳が出版され、
すぐにアマゾンで取り寄せるつもりが、気がつけば2年もたっていた。
このたび、ようやく注文、昨日、手元に届いた。
インドに、住めば住むほどに、
インドを、知れば知るほどに、
このごろはもう、何をどう判断し、捉えればいいのかわからなくなっている。
そんな今だからこそ、読まねばならない。学ばねばならない。
早くも冒頭から、インドという国が、もう、遠い昔から、
いかに「例外的であるか」ということが、綴られており、
そうなのだ。
そうなのだ。
わたしが途方に暮れるのは、仕方のないことなのだと、
思いながら読みながら、
読み終えるころにはしかし、
わたしなりに、一つのハードルを、クリアしていたいと、願う。