あるものを買いに、ジャンパトのマーケットへ。ここは初めて足を踏み込むエリアにつき、状況がわからないが、自転車のリキシャーが多く見られた。スターバックスも近々オープンするらしい。
路地裏は、昔ながらの気配に満ちて、同じ国でも南から来ると、異国情緒が漂っている。
今度は久々、GK1のMブロックへ。Nブロックへはよく行くけれど、こちらは数年ぶり。
ショーウインドーに飾られた春物ストールに吸い込まれ、店内へ。母が「春物が欲しい」とフェイスブックに書いていたのだ。さりげなく、そして確実な、催促。このお店、パシュミナのクオリティも非常に高く、ともかくいい品揃えで感激した。今回は「春らしく」ウールとシルクの混紡ものなどを買い求める。
Mブロックに来ると必ず吸い込まれるのがこの店。品質の高いサリー、マテリアルが揃っている。店の人曰く、先ほどのストールの店の「姉妹店」らしい。
Mブロックに来た理由。それはこの店。義継母ウマが、「Mブロックのチャート、おいしいわよ」と教えてくれたから。まさか立ち食いとは思わんかった。
どれにしようか悩んだ挙げ句、この「揚げホウレンソウ」のチャートに挑戦。こんなチャートが存在するとは知らなかった。先月のデリー来訪時に訪れたクラフト・ミュージアムの「カフェ・ロタ」。あの店で、ホウレンソウのフライが刺さったチャートに感激したのだが、こんなダイナミックなものがあったとは。
店のお兄さん、フライを鷲掴みにして砕いて皿に盛り、ポテトを載せ、ヨーグルトをかけ、甘酸っぱいタマリンドのソースをかけ、コリアンダーやらミントやら、マサラスパイスやらなんやかんやを載せて出来上がり。
初めてインドを訪れて、初めてチャートを食べたときは、「初めての味覚世界」に驚いたものだ。味覚のケイオス。まるでインド的なスナック。これもまた、おいしかった。食べ過ぎるのもなんだから、味見程度にとどめて残そうと思っていたのに、ついつい食べ尽くす立ち食いの女。
立ち食いではどうにも気持ちが落ち着かないので、Nブロックに移動。なじみの「タートル・カフェ」でおいしいコーヒーを1杯。ほっと一息。
いくつかの、お気に入りの店に立ち寄って、ふと気がつけば夕暮れ時。