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●ハイダラバードで小さな旅

07116street16

インド庶民に道を尋ねて困るのは、「どれくらいの距離か」ということを、ユニバーサルな基準では語ってくれないところ。

すぐ、とか、もうちょっと、とか、非常に主観的で抽象的な表現で以て距離を表現される。

ものの数分歩けば到着するかと思いきや、途中途中で人に紙切れを見せて尋ねるも、
「あっち」
「あっち」
と、ただ進行方向を指差されるばかり。

これが蒸し暑いムンバイだったりした日には、あきらめて引き返すところだが、まあ、途中の光景も興味深いし、歩く。

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