我が友人たちを前にして、母。
その発言に、愕然とする娘。
いくら夫が日本料理が好きとはいえ、そこはインドへ嫁いだ身。時折、インド家庭料理を、メニューに盛り込んでいます。
先だっては、義姉スジャータも、インドの家庭料理でもてなしてくれました。
更には、ドサやミールス(南インド版の定食)も口にしています。いずれも立派な「インド料理」です。
しかし、母が思うインド料理とは、日本の一般的なインド料理店で出される「カレー主体」のインド料理のようです。
そこで、日本人がイメージするところのインド料理を食しに、UB CITYのKHANSAMAを訪れました。
この店では北インドの料理、つまりタンドーリ料理やナン、野菜や肉のカレー類(スパイスを多用した煮込み料理)が味わえるのです。
ランチタイムはブッフェなので、好みの料理を自由に選べるのが便利。
ちなみにインド料理店の多くは、ランチタイムはブッフェを供します。インド料理は、できたてをすぐに食べなくても味が落ちない料理が多いので、ブッフェ向きなのかもしれません。
なお、ナンやチャパティなどの主食類は、焼きたてを出してもらうべく、その都度注文します。
前菜、主菜、デザートまでバラエティも豊かに、味わいもなかなかに美味です。特にタンドール釜で焼かれたパニール(見ため豆腐なカッテージチーズ)が香ばしくてお気に入り。
家庭料理に比べれば、スパイスは濃厚だし、辛みもそれなりにあるし、油脂も多めに使われていますが、たまにはこのような刺激的な料理も愉しいもの。
この店に来るのは初めてだという友人らも誘ったのですが、みな気に入ったようです。
店内のインテリアは重厚で、高級ホテルのダイニングを思わせます。しかしランチブッフェはチップなどを含めても900円程度と、ホテルのダイニングに比べればお手頃。
旅行者を案内するのにもお勧めの店です。
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