今年は、季節外れの雨が多いらしきバンガロール。わたしが不在にしていた2週間、たくさんの雨が降ったようです。
思い返せば5年前のちょうど今頃、わたしたちは米国からインドへと移住しました。
その年も、わたしたちが訪れる直前まで、季節外れの大雨が降り続いていたと、義姉スジャータたちが口にしていたものです。
わずか数年の中の変化で「今年は」「去年は」と気候の不安定を「おかしい」と思うのはナンセンスで、10年、50年、100年、1000年のスパンで、本当は見るべきことかもしれません。
なにしろ地球の寿命は長いのですから。
雨が降ってくれたお陰で、緑もまた鮮やかです。乾期の水不足を避けるためにも、今の時期の雨を恵みの雨だと感謝すべきかもしれません。
昨日は、久しぶりにOWC(Overseas Women's Club)のコーヒーモーニングへ。会場となっているホテル、The Leela Palaceの緑もまた、雨に洗われて光り輝いています。緑の様子は、本当に目に心地いいものです。
コーヒーモーニングのあとは、いつも利用しているナーサリーへ。身体障害者が働いている施設です。雨が多いせいか庭の花がなかなか開きません。
今日は、年末らしく「ポインセチア」の鉢植えを3つと、元気なトゥルシの鉢植えを見つけたので、それをやはり3つ、買い求めました。
ここでも幾度か紹介しましたが、トゥルシ (Tulsi)とはホーリーベイジル(聖バジル)と呼ばれている、インドでは大切にされているハーブです。
毎朝、目覚めの一杯のお白湯に、摘んだばかりの葉っぱを洗って浮かべて飲もうと思います。
ナーサリーのあとは、インディラナガールに新しくできていた店、Cream Centreへ。ムンバイに本店があるこの店。
インド料理やイタリア料理やメキシコ料理など、さまざまな国の料理を節操なく出すところに「まずいんじゃないか」とのおそれがあり、避けていました。
しかし、ムンバイ郊外のショッピングモール内で、賑わう様子にひかれて店に入り、ピザと食べて、なかなかのおいしさに感嘆していたのです。
前回同様、メニューにサラダが見当たりません。サラダを作ってもらえないかと頼んだところ、店が異なるのに、前回同様、トマトとキュウリを切って出してくれました。
右側の白い飲み物はソルト・ラッシー。インドでは、ラッシーにも甘スイートとソルト(スパイス入り)とがあるのです。
ピザは、ムンバイで食べた方がおいしかった気がしますが、これはこれで、香ばしく焼けていておいしいものでした。
残りは自宅に持ち帰り、夕飯の際にオーヴントースタで焼いておまけに出したところ、夫も「これ、おいしい」と喜んで食べていました。
なんでもいいのか、という話です。
いやいや、そういう話ではなく、なかなかに美味な料理でしたということで。
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