実は、昨日は久しぶりにローカルフード探検であった。しかし、隊長はといえば、メイド不在で、しかし風呂場工事中。家を空けられず、欠席したのだった。
幾度となく記したが、わたしは特段、ローカルフードが好きなわけじゃない。インドに住んでいながら、インド料理を意外に食べていないことに気づき、「敢えて」食べる機会を設けようと、隊を結成した。
ゆえに、わたしよりもむしろ、隊員のほうがローカルフードに対する熱意がはるかに強いのである。そんな彼らの熱意に水をさしてはならぬと、隊長不在でもぜひにと、決行してもらったのだった。
そして、「楽しげ」なレポートも送られて来た。
料理を食べたかった、というよりも、みなで未知の味を楽しむシチュエーションが、探検隊の醍醐味ゆえ、参加できずに無念であった。
以下、レポートをご覧いただければと思う。
みなさん、一応は隊長不在に言及してはくれているものの、そらもう十分に楽しまれた様子がにじみ出て来る、臨場感に満ちたレポートだ。
【隊員1号PAKAKOさん】かなり久しぶりのローカルフード探検!だったのですが、今回はローカルフード探検隊結成以来の隊長不在での探検でした(涙)
今回はコラマンガラの100ftロード沿いにあるタミルナドゥ料理(チェッティナドゥ地域)が食べられるお店に潜入してきました!
このお店の本店はチェンナイにあり、なんとチェンナイでTOP10レストランに選ばれているお店なのです。
た~っぷりと髭を生やし、ザ・インド!という制服を着た雰囲気のあるドアマンが迎えてくれる入り口から店内に入ってみると、とっても清潔感のある綺麗なお店!
メニューは選ぶのに困るくらい豊富だったので、今回は無難にそれぞれミールスを頼むことに。私はベジミールスをチョイス。
テーブルに敷かれたバナナの葉の上に次々とお豆や野菜のカレーやご飯が盛られ、それとは別に小さなカップにサンバル、ラッサム、2種類のスープカレー、バターミルク、ダヒ、スイーツが運ばれてきます。
Veg Meals は80ルピーなのですが、かなりのボリューム。もちろんおかわりも自由。この綺麗な店内で80ルピーでおかわり自由のミールスはかなりお得感あり!
肝心なお味は・・・?
チェッティナドゥ地域の料理なので、油っぽい&辛いのを覚悟で挑んだのですが、意外や意外!! 塩分もオイルも、問題の"チリ"も全て控えめ!
これは久しぶりに日本人の方にお勧めできるミールスを食べられるお店なのでは~♪
今回はミールスに加え、アラカルトでホウレン草とカシュナッツのパコラ(天ぷらのようなもの)、お魚のフライをオーダー。
パコラはかなりお勧め!お魚のフライも美味しかったですが、ジワジワと辛みが口に広がるスパイシー系。他のアラカルトメニューのお味もかなり気になるので、また改めて行ってみようと思います!
【隊員4号K2さん】今日は前代未聞の隊長不在の探検隊。
PAKAKO隊員から聞いた時は、ありえな~~い! どうなってしまうんだ?? 隊長のローカルフードへの情熱が消えてしまったのか?
と、色々考えを巡らせてしまったのですが、来られない理由は、まだ天中殺の真っ只中におられるのだとのこと。日本行きも控え、何かと忙しいと思われるこの時期に・・お察し申し上げます。
隊長が居ないと、いつもの安心感というか、お任せ!な感じがなくて注文の時は結構緊張しました。・・・が、お店としては、なかなか良いチョイスで、日本人が訪れても大丈夫な雰囲気と味でした。
スターターでオーダーしたカシューナッツ&パラク(ホウレンソウ)のパコラはお勧めです。あまり辛くなく、油っこくなく、カリーリーフの風味が良くてビールが飲みたくなってしまいました。
それに比べると、もう1品オーダーした魚のパコラはかなり辛いです。でも、魚の旨みがぎゅっと詰まっていて、辛いのがOKな方は一度試してみて下さい。
ミールスはロティやチャパティなどは出ず、揚げたパパドと白飯から始まり、最後まで白飯でした。共に食べるダルや、おくら、ナス等のカレーがそれ程辛くなく、油っこくなく、塩っぱくなく、日本人好みの味付けなので、ご飯がスルスルとお腹に入っていってしまいます。
大盛りでお代りをしてしまいました。
でも、ローカルフードを食べた後にありがちな胃にもたれる感じがなく、夕飯もちゃんと頂けました。全体的に油が控え目だったからでしょうか。
隊長、天中殺をうまくやり過ごし日本から戻られたら、今度こそ一緒にこのお店に行きましょう!
今日は前代未聞の隊長不在のローカル探検、不安を覚えながら向かいましたが、ほ~っ、普通そうな(ローカルにしては)こぎれいなお店で良かったです。
このところチェンナイによく足を運んでいるPakako隊員によると、チェンナイのあちこちにあるという有名店。
この支店はまだ出来て間もないようですが、新しい割には店員さん達の仕事ぶりにストレスを感じるようなことがなく、確かに多くの支店を持つお店なのかな、と思いました。(カナダやアメリカ、ロンドンにもある、というのにビックリでしたが!)
お料理の方は、スターターで頼んだ野菜のPakkodaと魚のPoriyal (?でしたか…すみません名前忘れました)はビールと共に頂きたいような、しっかりとした味付けで美味しかったです。
ただ、注文時にノンベジスターターのお薦めを店員に尋ねた際、「Rabit」とか「小さい鳥(よく聞き取れませんでしたが「すずめ?」)のようなお肉名を出された時には、ここバンガロールで今まで聞いたことがない名前に心臓がバクバクしました。。
私はレギュラーのノンベジミールスを食べましたが、印象的だったのは、ラム・チキン・フィッシュの身が1つも入っていなかったことです。
ベジとの値段の差が10ルピーしかないことに納得です。それともタミル料理はこういうものなのでしょうか・・・。
ラムとチキンは美味しかったですが、フィッシュカレーは魚の匂いが強かったです。
ダルや野菜の煮物系以外は全部スープのように水気が多く、さっぱりしていたので、スルスルと食べられてしまいました。
ただ、後味からすると、塩分やや多め、味もやや濃いめだったように感じます。ライスはパサパサさが少なく、少しふっくらしていて、日本人的には親しみが沸きました。
食べ終わった頃にはお店は満員でしたので、人気店なのだと思います。葉っぱのお皿でお値打ちで、ローカル色が強くない店構えなので、入りやすいお店だと思います。
初参加させていただきました。このお店は開店当初から知ってはいましたが、入ったことはありませんでした。何故? 実はインド料理がちょっと苦手(スパイシー、塩、油) そんな私が探検隊に参加?
最初にはこばれてきた、カシューナッツと法蓮草を混ぜた一口大サイズの揚げ物。恐る恐る口に運ぶと「熱々で美味しい~」 全然辛くなく油っぽくなくスナック感覚でした。
そして、ターリーがバナナリーフにサーブされ、オクラカレーは辛くて一口で断念、その他の、なすカレー、ダール、ミントチャツネは全く問題なく食も進みご飯もおかわりしちゃいました。
魚フライも辛かったのですがオクラカレー程ではなく半分は食べれました。
このお店は辛いと聞いてたので今日は只見るだけに終わるのかと思っていましたが、思っていたより食べられたのでよかったです。
今日の選んだメニューに関してはインド料理苦手と思っている方でもいけると思います。(すべてが辛くないわけではありませんが)
帰るときには店内はお客様で満席状態でしたのでこのお店は人気なんでしょうね。又、チャンスがあれば違うものを食べてみたいです。
それと、インド料理は後で胃にくるのでどうかなと思いましたが全然そんな事は無く大丈夫でした。
この、なんだか「合成写真?」な不思議写真がまた、いい味を出している。
いやはや。隊長のやる気がいまいちなことから、常に「解散の危機?」に晒されているローカルフード探検隊。陰の隊長、PAKAKO隊員はじめ、隊員の情熱を改めて実感した。
そんなわけで、ローカルフード探検隊、入隊希望の方は、こちらをご覧の上、ご連絡を。
おっと忘れるところであった。今回の探検先の情報は、下記の通り。
■ANJAPPAR (←Click!)
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