「石の上にも三年」というが、この国に住み始めて、三年では無理だと即座に思った。その後、インドは「石の上にも五年だな」と考えるようにしたのだが。
丸6年がすぎ、7年目の現在。知れば知るほど、わからないことが更に出てきて、仕事をするたび「尽きぬ国」を実感する。
最早「知ろう」とするのが無茶な話。ましてや「全容を掴もう」とすることなど。
書籍やネット、既存の情報では決して知り得ない、生身の声。リアルな暮らし。
住んでいるわたしは、そのあたりを尊重して、尋ねて、語って、聞いて、記そう。というわけで、地道にあちこちを訪ね歩く数日。
今週金曜日はチャリティ・ティーパーティもあるしで、諸々立て込んではいるものの、季節は夏で活動的な空気は世界にあふれ。