ムンバイ。久しぶりに訪れて、ニューヨークやワシントンD.C.に感じる親しみとはまた別の、懐かしい思いに包まれている。
この街には、むしろバンガロール以上の愛着がある。住んでいたのは2年足らず。しかし、この街の濃密さは、他の街とは、比べ物にならない。
視界に入る光景、一瞬一瞬に、語りかける、何かがある。混在する宗教。清濁の入り乱れ……。
好きとか嫌いとか、善し悪しを超越した、見過ごせない、圧倒的な存在感。
今回は、新しい場所よりも、なじみの場所を訪れたい衝動がつよく、その思いに従って、昨日、今日とを過ごしている。
日本山妙法寺の森田上人と、ぜひお会いしたかったのだが、数日前より日本へ一時帰国されていた。ともあれ、空港から南ムンバイへ向かう道すがら、御参りに立ち寄った。
手工芸品を販売するNGO数カ所を訪れ、チャリティ・ティーパーティ向けの商品を仕入れたり、クロフォードマーケットでアルフォンソマンゴーを購入したり。
なじみのヤズダニ・ベーカリーでチャイを味わい、やっぱりきれいなところで一息つきたいと、Taj Mahal PalaceのSea Loungeでしばらく過ごしたり。
滞在中の写真と言葉は、今回もMiPhone@Indiaにまとめている。
味わい深いこの街、ムンバイの、ごくごくごく氷山の一角を、眺めていただければと思う。
■MiPhone@India ムンバイ旅 (←CLICK!)