🥻👘 Finally, I debuted as a fashion model!😂 (日本語は下に)
Thank you for giving me this unique opportunity, Mala and Prasad! The saree, traditionally crafted by the artisan of Assam, and the Japanese Shibori jacket (Haori) were a great combination💝
It was a really fun experience to walk amongst the fashion models and NIFT (The National Institute of Fashion Technology) students. Thank you!
インド各地の手工芸品が一堂に会するA HUNDRED HANDSのバザールが、7日から11日まで開催されている。ミューズ・クリエイションは、最初の2日間、「着物とサリーの比較展示会」と書道、折り紙のデモンストレーションで参加した。詳細は後ほど記録に残したい。
ところで、開催の数日前に、主催者のMalaから「Prasadが、アルチザンの衣類によるファッションショーをやるから、ミホも歩かない?」とメッセージが届いた。老若男女が入り混じっての催しなのだろう、楽しそうだと思い、二つ返事で引き受けた。Prasadは、バンガロール在住の著名なファッション・リーダー。プロフェッショナルなモデル育成もしており、さまざまなファッションショーの開催にも関わっている。わたしも、個人的に面識がある人物だ。
彼に指定されたヴェンダー「THE NOMI」で着たいサリーをアクセサリーを選ばせてもらい、同系色の絞りの羽織を着た。サリーのブラウスは持ってきていなかったので、昨日たまたま着ていた京友禅柄のお気に入りブランド、Pagongのシャツを合わせる。柄に柄に柄を合わせる楽しさ!
蓋を開けてみれば、参加者はプロのモデルとNIFTの学生たち。そこになぜか一人紛れる平たい顔族のauntie。「あなたも歩くの?」などと学生たちに声をかけられながら、よくわからんが、溶け込んで列に並ぶ。
実は、庭を散歩する時、たまに「モデル歩きの真似」、などをしていたお陰で(なんの練習だ😸)、着ていた羽織を脱いで振り回したり、ターンをしてサリーの後ろの部分を見せるなどする余裕もあった。歓声、いただけました!😂
なんでも、練習しておくものだな。
それにしても、モデルの若者らの、リアルなバービーっぷりといったら! 人種が違う……の領域を超えている。もはや、異なる「種(しゅ)」の生物のようである。ちなみにわたしの身長は166センチだが、彼らに紛れると小さくて丸っこい。
いろいろ、楽しい経験だった。
[総括]
2012年、バンガロールに誕生した、インドの手工芸品、アルチザン支援の非営利団体、A Hundred Hands。創業者は、Mala と Soniaの二姉妹だ。わたしは、デリー拠点のバザール、DASTKARがバンガロールで開催されるたびに訪れてきたが、ここにも同様に足を運んできた。我が家を彩る調度品や絵画の多くは、伝統工芸の意匠を映した手工芸品が販売されている、このようなバザールで調達してきた。
かつては、個人的に気に入ったヴェンダーに声をかけ、COVID-19パンデミック以前に毎年実施していた『ミューズ・チャリティバザール』に出店してもらうなど、繋がりが生まれた場所でもある。たとえばTulika Booksや、マドゥヴァニ と呼ばれる絵画のアーティスト、Vidushiniもそうだ。双方とも、パンデミック時代に、Studio Muse のYoutube動画制作に協力をしてもらったので、ぜひご覧いただきたい。
さて今回の会場は、バンガロール南東部郊外に位置するファッション専門学校 NIFT (National Institute of Fashion Technology) 。先月、拙宅で開催した『着物とサリーの比較展示会/旅するテキスタイル』に来てくれたMalaから連絡があり、着物を展示しないかと声をかけてもらった。地理的にも時間的にも、全5日間の展示は難しいが、2日程度ならばと参加させていただくことにした。
せっかくの機会。他の日本の方々にも協力してほしい。ミューズ・クリエイションのWhatsAppコミュニティにて有志を募ったところ、1日目に5名、2日目に2名が参加可能ということだったので、書道や折り紙のデモンストレーションも実施することにした。着物を展示する都合上、外のテントではなく、できれば建物内で……とお願いしたのが幸いした。Mala の計らいにより、広めのスペースを提供していただけたので、マネキン・ガールズ2名、およびポールなども準備する。テキスタイルの展示は「立体的」な方が人目をひくがゆえ。
わたしはといえば、デリー&ジャイプル旅から戻っての3日後と、スケジュール的にはやや厳し目だったが、旅の翌日は旧居で猫らと休養。英気を養って翌日、新居へ移動し、スーツケース2つ分の着物や羽織、サリー、その他諸々の備品を、車いっぱいに詰め込んで準備を整えた。
1日目の写真は、すでに先日シェアした通り。浴衣をお持ちの方には、浴衣姿で参加してもらった。それだけで、場が華やぐ。わたしは、久留米絣の浴衣を着用。先月のイヴェントで、着物の着付けに悪戦苦闘したせいか、浴衣は簡単に着付けられるようになった。成長した。
ここで紹介しているのは2日目の写真。この日は、高校時代(!)の体育祭での「盆踊り」のために購入した浴衣を着用。子どものころから椿が好きだったこともあり(渋い)、これもまた椿柄だ。今、着てみるに、青とピンクのコントラストも美しく、すてきな絵柄だなと思う。
2日目は、ファッションを学ぶNIFTの学生たちが次々に来訪。興味津々に着物を眺め、質問をしてくる。彼らの母親世代が、すでに「サリー離れ」が進んでいることもあり、インドの伝統的なテキスタイルに触れ合う機会が少ないようだ。聞けば学校で、伝統的なテキスタイルのことも積極的に勉強しているという。学生グループに、インド起源のテキスタイルが日本の衣類に及ぼした影響についてなど、着物を見せながら語ることを繰り返す。
すべて展示品であり、販売はしていないことから、さらっと一瞥して去る人も少なくない中、強い関心を示す若者らに語るのは、非常に有意義であり、手応えを感じる。わたしのもとで、インターンをさせてほしいという学生も数名いた。思えば、わたしにとって最初のインターン生はインドの女子大生だったことを思い出す。国籍問わず、若い世代には、わたしの知り得る多くを、なるたけ伝えたいとも思う。
模写が好きだという女子大生は、マネキンガールズを熱心に描き、それをわたしにくれた。折しも、横尾忠則のエッセイで、彼が子どもの頃、ひたすら模写をしていたとのくだりを読んだばかりだったこともあり、思うところ多く。
書道と折り紙のデモンストレーションは、いつものように人気を集める。今回は、希望する学生たちに書道体験もしてもらった。筋のいい人もいて、驚かされる。
ところで、NIFTとは、1986年にインド政府の「テキスタイル省 (Ministry of Textiles) 」により、デリーにて開校された。バンガロール校は1996年に開校。現在、全国に18校を擁する。2006年に法定機関として認可され、独自の学位を授与する権限を与えられたとのこと。1年前、デリー宅にて「京友禅サリー展示会」を実施した際、NIFTデリー校の教授と生徒たちが見に来てくれたことを思い出す。
今回、キャンパスを巡りつつ、聴講生として勉強させてもらいたい……との思いに駆られた。書きたいことは尽きぬ。
🎨『どうして水玉模様なの?」インド先住民族ビル族に伝わる絵画の起源を伝えるアニメーション(必見!)
https://youtu.be/VIRSBTjQ15Y?si=gowG18B-uA0yCfgX
🎨自然を讃え、愛と豊穣を描く。インド伝統絵画「マドゥバニ・アート(ミティラ・アート)」の世界/画家ヴィドシニによる撮り下ろし
https://youtu.be/UR4nbZrLvGE?si=_mw6MhZqzjKnJb9P
👋インド各地の洗練された手工芸品が一堂に。COVID-19禍の職人たちを支援して実現したバザール
https://youtu.be/jmJX_IdOlBY?si=uAGAWJsr9BXpzWge
👋ミューズ・クリエイションも参加。素晴らしき、インド手工芸のバザール(1)
https://museindia.typepad.jp/mss/2019/11/100-1.html
👋ミューズ・クリエイションも参加。素晴らしき、インド手工芸のバザール(2)
https://museindia.typepad.jp/mss/2019/11/100-2.html
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