このところ、しきりに告知している「JAPAN HABBAジャパン・ハッバ2025」のご案内。ハッバとは、当地カルナータカ州の地元言語であるカンナダ語で「お祭り」を意味する。すなわち日本祭り。
2005年、ちょうどわたしがバンガロールに移住した年から、バンガロールで日本語を学ぶインド人学生有志らにより始められたこのお祭り。パンデミック時代を除き、毎年開催されてきたもので、今回で20回目を数える。ミューズ・クリエイションも創設以来、メンバーによる手工芸品の販売や、コーラスやダンスのステージ・パフォーマンスを披露するなど、毎年、参加してきた。
年々、その規模を拡大し、数千人の来訪者で賑わうインド最大の日本のお祭りに成長。それだけ日本に関心を持ってくれるインドの人たちが多いという証だ。増加する来訪者に対応すべく、今回は会場を1万人収容可能なダイナミックな場所に変更して開催される。ミューズ・クリエイションは前回に引き続き、書道短冊で参加することにしてたのだが、昨年末、わたしが2年ぶりに京友禅サリーのプロモーター(ブランド・アンバサダー)をお引き受けしたことから、「京友禅サリーのパヴィリオン」も設営することとなった。
年末年始は、マネキンやトルソー、ポールなどを追加購入したり、看板用のアートワークを製作して発注したりなどの傍ら、12月30日には友人らの協力を得てプロモーション用の動画を撮影するなど、楽しめの仕事をしている。この撮影の背景については、また別途記したい。
幸い、看板やマネキンのショップは自宅から車で10分以内の至近距離にあり、オンラインでの買い物も便利。今年に入ってからは、主に猫らのいる旧居で、のんびりとした日々を過ごしてきた。
明日にはミューズ・クリエイションの短冊準備をし、京都からのクライアントをお迎えする……という流れ。
気がつけば、インドでのイヴェント開催は百戦錬磨状態。とはいえ、いつなにが発生するかわからないため気は抜けない。とはいえ、何が起こっても何とかなる。それがインド。
とにもかくにも、「臨機応変な柔軟性」と「瞬発力」「工夫する力」があれば、すべてが成功裡……というのがインドライフである。ゆえに、なにはともあれ、やり遂げられればすべては成功。失敗はないのである。だいぶ無茶を言っている気がするのである。
気分転換に、我が家の4猫の写真など載せてみる。
世間の猫系投稿に比すると、我が家の猫らは本当に、野生みが強い。顔つきもなんだか鋭い。特に我が家のボス、長女のNORA姉さんは。最近、乱暴者に拍車がかかっているジャイ子改めCANDYも、なぜか悪い顔だし。
普段、そこそこかわいいボーイズのROCKY&JACKも、カメラを向けられると、険しい表情。なぜ?
それでも、デカン高原の陽光降り注ぐ庭で、平和に過ごせている彼らは幸せ者である。4猫の中でも、最も人間味の強いNORA姉さんには、本当に、手を借りたいと思うことがしばしばだ。常に「高み」を陣取り、下々のものを睥睨する姿勢。人間だったら、かなり仕事のできる有能なアシスタントとして、わたしをサポートしてくれたことだろう。いや、わたしが使われる立場だったかもしれん。
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