バンガロールで二拠点生活を始めて、今月でちょうど3年になる。当初は1年以内に新居へ9割方、移る予定だったが、まだまだご近所さんの工事は現在進行形。4猫らは旧居で安住していることから、今だに新居はウィークエンドハウス状態だ。
「あの服はどっちの家?」「あの書類、ああ、忘れてきた!」「読みかけの本が……ない!」「しまった、こっちの家は、米を切らしていたよ!」などということが頻発し、それなりに面倒だった。今でも結構、面倒だが……慣れた。
さて、一昨日の土曜日は、ちょうど旧居と新居の中間地点に位置するテックパーク (Manayata Tech Park) にオープンしたばかりのAmiel Gourmetに立ち寄った。実は新居の近くにある一大スポーツセンターの中にも店舗があり、これまでもしばしば訪れてきた。フレンチビストロ風のカジュアルなカフェレストランで、イタリアンやアメリカンなメニューも揃う。
オーナーであるLayaからオープニングパーティの招待を受けていたが、わたしは日本に一時帰国中だったので、今回、初めて訪れた。テックパークで働く人々が利用するカジュアルな雰囲気ながら、料理は良質だ。シーザーサラダをシェアし、わたしはチキンバーガーを、夫はラビオリを注文。チキンが日本料理の「鶏の唐揚げ」みたいな味わいで、とてもおいしかった。
かなりのヴォリュームだったが、食べ尽くしてしまった。新居に到着するや、軽く片付けてシャワーを浴び、昼寝をする。至福のひととき……。
Layaは、フランス領マダガスカル出身。料理が好きだった彼女は、バンガロールでシェフのAmiel Guerinと出会い、二人の協調によってAmiel Gourmetが誕生したという。
これまでにも、幾度となく記しているが、バンガロールには本当に、たくさんの店舗が次々にオープンしていて、未開拓の店が多数だ。気分を変えるためにも、たまにはこうして、敢えての外食を増やしたいものだと思った。
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