HAPPY NEW YEAR DEAR MY FRIENDS!
遅くなりましたが、新年のご挨拶です。今年もうさぎのアリス&ひよこマダムをよろしくお願いします。
年末年始、まるおさんとみほさんは、アーユルヴェーダグラムというところで心と身体のデトックス、というものをしてきたそうです。その間、猫らの面倒は、メイドのマニさんと、ドライヴァーのアンソニーさんが見てくれていましたよ。
幸い、メイドのマニさんのところには、半野良猫がずいぶん前から住んでいるとのことで、猫の扱いに慣れているんです。
ところで新年早々、元旦の夜に、まるおさんとみほさんが帰って来た直後に、小さな事件がありました! NORAは、以前にもやってしまったことがあるのですが、まるおさんのスーツケースにおしっこをしたんです! もちろん、わざとです!!
幸い、荷物は取り出したあとでしたが、スーツケースが汚れてしまいました。
まるおさんは、ぷんぷん憤慨しながら、トイレにスーツケースを持ち込み、インドならではの「手動式ウォシュレット」を噴射して、ザバザバとスーツケースを洗います。
手動式ウォシュレット、というのは、非常に便利なのだ、と、みほさんも常々言っています。外から帰って来たとき、汚れた足をざ〜っ洗うのにも、便利なんだそうです。トイレ掃除にも大活躍らしいです。
まるおさんが一生懸命洗っている様子を、ROCKYとJACKが見守っています。
JACKはちょっと見ないうちにも大きくなり、人間にまとわりつきます。
人間のお食事中、ダイニングテーブルによじのぼるので、みほさんからいちいち、下におろされます。食卓に上ってはいけないということを教えるのには、とても根気がいります。
ちょうど1年前に、ROCKYが保護されて来た時にも、こんな感じでしたね。
あ、うっかり忘れていました。そういえば、元旦でNORAが2歳になったんです! もちろんNORAは半野良ですので、正確な誕生日はわからないのですが、みほさんがだいたいのところで、わかりやすく元旦に設定したんです。
ちなみにROCKYは2014年11月15日です。そしてJACKは2015年9月15日です。
ROCKYに似ていると言えば……この写真、見てください!
性格は、ROCKYが人見知りが激しくて怖がりだったのに比べて、JACKは社交的で、とにかく元気だというところが、違います。でも、見た目は兄弟だけあって、よく似ているんです。
JACKは動画を見るのが好きです。みほさんは毎朝、「朝ドラ」というのを15分見ているのですが、たまにJACKもジョインします。
夜は、まるおさんがiPadを見ているのを、覗き込みます。何を見ているんでしょう?
まるおさんは、JACKに猫の写真を見せています。意図をつかみかねます。JACK、ちょっと困惑気味です。
そんな人間のようすを、蛍光灯で暖をとりながら、冷たく見下ろすNORA。
さりげなく、けれど確実に、みほさんのお仕事の邪魔をしたりもします。
月曜日には、JACKのワクチンの接種がありましたので、ROCKYも定期検診につれていきました。以前も書いたかと思いますが、ROCKYは、心臓が少し肥大しているとドクターに言われて、一時期お薬を飲んでいました。そのこともあって、健康診断をしてもらった方がいいだろうとみほさんは思ったんです。
でも、ROCKYは、いつも移動の車の中ではみほさんの腕の中などにうずくまって、とても怖がります。病院では、特に問題ないので様子を見ましょうと言われたのですが……。
火曜日は、比較的、普通の様子で、JACKやNORAとも楽しそうに遊んでいました。NORAがお気に入りの枯れ葉コンポストの上にやってきて、仲良くくつろいだりもしていました。
これは水曜日に撮られた、みほさんお気に入りの一枚です。この日の朝、ROCKYはいつもと違って、寝床のロフトからすぐには下りて来なくて、ずっと寝ていました。お昼過ぎには普通に動いていて、こうして3匹で過ごしていました。
いたずらの多いJACKにも、ROCKYはとてもやさしくて、仲良くしています。
こんな風に寄り添って寝たりもしていました。でも、夜になって、どんどん元気がなくなってきました。
木曜日の朝も、自分から起き上がってきません。あまりごはんも食べません。熱がある感じではないので、ひょっとするとJACKのせいでストレスなのかもしれないとも、思いました。苦しそうな様子ではなく、ただ、だるくて引きこもっているという感じなんです。
ご飯はいつもほどではないけれど、少し食べていましたので、様子を見ることにしました。
ところが、金曜日の朝は、ベッドの中でうずくまって、とても眠そうな顔をしたまま、起きてきません。これはひょっとして心臓の問題かもしれないと思って、みほさんはドクターに電話をしました。
まるおさんも、みほさんも、ものすごく心配になって、病院に連れて行くべきか、迷いました。なにしろ、病院に連れて行くこと自体が、ROCKYのストレスになるような気がするからです。
詳細は、みほさんが「Facebook」に書いていますので、引用します。
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ROCKY。ドクターに指示され、早朝に与えた薬が効いたのか、10時ごろ、病院につれていく直前になって、少し元気を取り戻した。鶏肉を茹でて与えたら食べた。ちなみに夕べは、味付けしていない焼いただけのビーフも食べた。キャットフードはあまり食べなかったのに。今朝は少し庭を散歩していたので、もう1日、様子を見ようと思う。
ところで病院には、何人かのドクターがいる。我が家の猫らを見てくれているドクターはギリーシュ。やさしいお兄さんだ。病院は緊急時のために、ドクターの携帯電話番号も教えてくれる。朝の8時ごろだったというのに、電話に出てくれて、アドヴァイスをくれた。幸い、以前飲んでいた心臓の薬が残っていたので、指示に従ってそれを与えたところ、少し状態がよくなったのだった。
インドはいろいろと問題が多いが、人間のであれ、動物のであれ、いいドクター、は、緊急時に何時でも、こうして対応してくれるのがありがたい。なにも病気に限らない。夫がコンピュータを買ったばかりで不具合だったときなど、担当のエンジニアに失礼ながらも夜10時ごろ電話をしたら、詳細に亘るトラブルシューティングをしてくれたこともあった。折しも金曜の夜、BGMも賑やかだったようで、どこか出先であったに違いない。
米国での、「時間になったらはい、さようなら」なサーヴィスに慣れていたわたしには、時間にルーズだと言われるインドの、しかしこういうフレキシブルな対応に、幾度となく救われてきた。携帯電話の普及(加入者10億人突破!)に感謝、インド人のいい意味で公私混同な考え方にも感謝である。
Anyway, 病院に行くのが大嫌いで怯えるROCKYだから、それも心臓に悪い気がして迷う。ともあれ、あと一日様子を見て、またドクターと相談しようと思う。
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ということです。
JACKには悪いけれど、しばらくROCKYとは隔離して、ROCKYの負担にならないよう措置されることになりました。JACKは離れのサンルームがありますし、一日に何度か、外に出たり、家の中を自由に移動する機会もありますから、大丈夫だと思います。
昨日は、ミューズ・クリエイションのメンバーのお姉さんたちと、たっくさん遊んでもらってたんですよ! ROCKYが小さい時には、毎週金曜日にたくさんの人たちが来ると、怯えて隠れていたのですが、JACKは人見知りもせず、ぐいぐい、遊んでもらいに行きます。似ていても、本当に性格が違うんですね!
一方のJACKは、ここから出せ! とミャオミャオ叫びながら、網戸をよじ上ります。忍者みたいです!
ROCKYは、土曜日の今日も、少しスローです。ただ走り回らなくなり、NORAやJACKと遊びたがらないという以外は、普通の大人しい猫、という感じです。
そもそも数カ月前、みほさんが、ROCKYの呼吸の早さが気になり病院に連れて行って、心臓肥大症の傾向があるとドクターに言われていたので、呼吸のことは気になります。けれど、寝ているときはゆっくりとでも、起きているときは早かったりして、正確な症状はわかりません。
みほさんは、いろいろとネットで調べてみましたが、調べるほどにいろいろな意見があって、そのうち辟易してしまいました。
わずか3日ほど心配しただけで、もう、「こりゃいかん」と思っているようです。
心配エンドレスの渦に巻き込まれてしまう、のだそうです。
みほさんは、ずっと遠い昔から、「メメント・モリ」を心に刻んでいるそうなのですが、それは同時に、心配性の裏返しでもあるのだそうです。
だからこそ、心配や不安に心を囚われて、悲観的になってしまわないように、常日頃、「意識的に気持ちを異なる方角に切り替える」ようにしているそうです。
なんだか、よくわかりませんね!
そもそも、メメント・モリって何ですか? って話ですね!
更には、猫らも大事だけれど、自分たちの健康診断も忘れずにね! と、わたしは思います。
ともあれ、猫らと暮らすことで、いろいろなことを、実験されているような気がする、のだそうです。ということを、みほさんは、まるおさんに訴えていました。
ドクターによると、一旦症状が出てしまったら、ずっと薬を飲み続けなければならないとのことです。それから3カ月に一度の検診も。
けれど、お薬には、腎臓に悪影響を与える副作用もあるそうです。
今日のみほさんは、お仕事の合間に、猛スピードで情報を収集して、どうするかを検討しました。その結果、
●キャットフードのほかに、1日1回は、手づくりの料理を食べさせる。
●みほさんたちが今年から摂取し始めたサプリメント(パウダー)が猫にもよいとのことなので、それも少し与える。(注1)
●薬は数週間続けてみる。
●心臓病にはデブは大敵らしいけれど、言うほど餌を与えてもいないので、取り敢えず見守る。
●心配しすぎず、粘着質になりすぎず、温かく愛情を伝える。
という風に、するそうです。
こうしてROCKYのことを気にしていても、ひょっとするとNORAの方が弱いかもしれません。JACKだってなにが起こるかわかりません。
みほさんやまるおさんだって、生き物ですから、どんな不具合が起こるとも限りません。
猫らの存在のインパクトは、本当に強くて、マルハンさんちのライフスタイルはすっかり変わってしまいましたが、それでも、すべてはご縁であり、このようになるべくしてなっているのだと受け止めて、これからも猫らと過ごしていくそうです。
ところで、(注1)のサプリメント、気になっている方のためにお教えしますね。スピルリナ(海藻)とモリンガ(北インド原産の西洋ワサビの木)、です。どちらもインドで手に入るオーガニックのものです。
ちなみにスピルリナは今年に入って、朝のニンジン&リンゴ、レモン、ときどきザクロジュースに入れているそうですが、いきなり調子がいいみたいです。
モリンガは、今日購入して、さっきお湯に溶いて飲み始めたばかりなので、効果はまださっぱりわからないそうです。味はハーブティみたいで、そんなに飲みにくいものではないそうですよ。
このことについては、みほさんがまた改めて、後日「食関係のブログにでも書く」とのことです。
新年早々、ちょっとシリアスな話題になってしまいましたが、今年もどうぞよろしくお願いします。
ごきげんよう!