叔父、叔母宅の訪問を終え、ホテル、Maurya Sheratonにチェックインしたのは8時近く。8時までのハッピーアワーに階下のバー、ダブリンに行けば、コンプリメントのドリンクサービスがあるというので、夕食前に出かけることにした。
片隅にあるジュークボックス。
夫が曲を選んでいる。
流れ出すのは、彼の愛する、ABBAのDancing Queen。
You can dance, you can jive, having the time of your life...
ご機嫌な夫。彼の「カラオケ」の18番だ。
マンハッタンに住んでいた頃、49丁目の日本料理店SEOに行ったときには、必ずそのあと、向かいのカラオケデュエットへ赴いたものだ。度肝を抜かれるほどに音痴な彼の歌を聴きながら、わたしもまた、96年のままストップした古い曲ばかりを熱唱した。
最近では、彼もわたしも、米国を語るときには、なぜかニューヨークばかりを思い出す。
左は、バー、ダブリンで気取る夫。右はホテル内のレストラン、「ブカラ」で料理を前に、喜びを隠せないエプロン姿の夫。この店のタンドーリ料理とダル(豆の煮込み)は、夫が幼少のみぎりより大好物だったとかで、わたしがまだインドを訪れたことのなかったころ、しきりと「ブカラのタンドーリ料理はおいしいんだ!」と力説していた。写真はラム肉のタンドーリ。とてもおいしいのだが、わたしには、全体にヘヴィーすぎる。