今日もまた、ドライヴァーのクマールと、家政夫モハンとともに、午後は買い物に出かける。まずは土曜日のパーティーを控えて、噂の生鮮食料品店を下見に。スジャータから「サラダにする野菜は、ここが安全」と聞いていた、NAMDHARI'S FRESHへ。ここはまた、駐在員マダムの御用達店でもあるようだ。
まず目に留まったのは、数種類並んだ米国産のリンゴ。いずれも1キロ100ルピーを軽く超える「高価」なものばかり。普段は1キロ80ルピーの中国産フジで満足しているので(それでも高い方)、果物は買わずにおく。
ここは自家農場で生産している野菜をおいているとのことで、スジャータ曰く「出所がはっきりしているから安心」とのことだが、鮮度からいえば、ラッセルマーケットの方が高い。
我が家では、すでにラッセルマーケットで購入した野菜をサラダにして何度も食べており、今後も自分たちだけのために、わざわざ買いにくることはないだろうと思いつつ巡る。
ただパーティーのときには、インド人以外の、胃腸が繊細であろうゲストも招くため、万が一にもお腹の不調を訴えられたら困るゆえ、万全を期してここで野菜を買おうと思う。
おいしそうなパンも何種類か売っていたので、試しに買ってみる。
野菜を買ったあとは、先日サリーを買った店へ。ブラウスの仕上がりを受け取りに出かけたのだ。試着をしたところ、ちょうどぴったり、いい感じに仕上がっていた。
さて、帰ろうとしたところ、他の客に見せるために広げられていた幾枚ものサリーの中に、すてきなものを発見! 思わず足がとまる。どうしよう。すてきかも。値段も、「卸売価格」だから、かなりお手頃。どうしよう。欲しいかも……!
そんな心の動きを瞬時に察知する売り子のお姉さん。流暢な英語でセールス開始。だが、セールスされるまでもなく、欲しい。
また買ってしまった。サリー。またブラウスを受け取りにこなければならない。そうして、また次にいい生地が目についたりして。で、また買ったりして。これじゃあエンドレスだ。
それにしても本当に、すばらしく美しい布ばかりで、困ってしまう。いつか、テキスタイルの写真もここに載せたいと思う。
サリーを買い、今度はパーティー用の食器類を調達にJAMALSへ行き、コマーシャルストリートに寄り、やがて夕方。
一日は、瞬く間に過ぎて行く。