●電気自動車Reva。日本料理で会食の夕べ● 瞬く間に月日が流れ去って行く。インド移住後4カ月。まだまだ先のことだと思っていたことが、次々に明日になり、今日になり、昨日になる。
夕べは、アルヴィンドと二人で、夫の仕事関係者との会食に出かけた。母は一人でお留守番。でも、モハンが料理を作ってくれるので心配はない。
仕事関係者、というのは、先日ここで紹介した電気自動車のRevaのCEOとその夫人、それから彼らの友人夫妻。待ち合わせはなぜか日本料理店の播磨。
あの日、初めてRevaを見た夜、わたしはサイトを見たりして非常に関心を寄せていた。一方の夫は、最初はさほど気に留めていなかったのが、気づいたらCEOと会う約束をしており、気づいたら工場見学まで出かけていた。
さて、CEOのチェタンは米国留学時代に出会ったという米国人の妻とともに登場。まだ30代とおぼしき、若々しく、長身で、ハンサムなインド人男性だ。結婚後、バンガロアに住んで7年目だというミシガン出身の妻、キムもフレンドリーで気さくな女性。
もう一組はやはり同世代の弁護士ラホール、そして妻のアハリア。こちらは二人ともインド人。アハリアは香水調合師。南フランスのグラースで3年間、修行したのだという。
グラースといえば、わたしたちも数年前、ミモザの季節に訪れた場所だ。青い青い空と黄色い花が刹那、脳裏に浮かび上がり、旅愁がこみ上げてくる。
日本酒を飲み、寿司を、エビの天ぷらを、牛肉鉄板焼きを、茶碗蒸しを、餃子を、皆で少しずつつまみながら、仕事の話はさておき、肩の凝らないカジュアルな話題で過ごす。
個人的には、CEOのチェタンと話をしたかったのだが、席が離れていたのでかなわず。若くして、新たな事業に挑戦している人たちの「人となり」を、もっと知りたいと思う。やはり、インタヴューが一番か。
●南インドのランチ/ボスの来訪 本日は久々の、外食ランチ。モハンの料理がおいしいことから、ついつい出不精になっているが、ときには外の味も試してみたいところ。Taj Gateway HotelにあるKaravalliというケララ州の料理店へ。
ここへは数年前、インド家族と一度訪れたことがある。ランチは初めてだ。人気のシーフード料理を注文(ワイン付き)。白ワインで乾杯し、スナックなどをつまみながら、料理が来るのを待つ。
大きなバナナの葉の上に載せられた、数々の小さな魚介類。どれも比較的食べやすい味付けで、魚もそれなりに新鮮。おいしかった。
買い物などをしたあと、シンガポール航空のオフィスに立ち寄る。妹が20日から26日までインドに来ることになったので、母の帰国便を妹の帰国便と合わせるための変更手続きに出かけたのだ。
電話でやりとりするよりも、オフィスは近所だから足を運ぶのが一番。速やかに変更手続きも完了し、帰宅。
夜は、夫のボス(女性)が我が家を訪問。彼女は近々、家族総出でカリフォルニアから移住してくるのだ。夫ともどもインド人ではあるが、子供たちは米国生まれの米国育ち。それでも、家族皆の同意を得て、移住を決心したらしい。
今回は彼女が「下見」に訪れ、家や学校を決めた様子。夫婦2人だけでもそれなりにたいへんなのに、家族4人となると、一段と大変そうだ。
さて、明日からは、母と二人へマイソールドライヴ2泊3日。日帰りでも行ける観光地だけれど、のんびりと過ごしてこようと思う。