長いと思っていた休暇ももう、もうすぐ終わる。マンハッタンでもまた、好天に恵まれた。
2002年にこの街を離れて以来、何度となく訪れて来たけれど、毎度毎度、寒すぎたり、暑すぎたり、吹雪いたり、豪雨だったりで、それはそれは、不運だった。
しかし今回は、マンハッタンも含め、訪れた場所場所で、いい気候に恵まれた。まるで我々の新たな門出を祝福されているようで、うれしい。
アッパーイーストサイドにあるインド人叔父夫妻の家を訪れるため、夕刻、マディソン街を北上した。交差点にさしかかるたび、夕映えのセントラルパークが見える。
その、芽吹いたばかりの淡い緑と、霞のような黄金色の日差しの、なんともいえぬやさしげな色合い。それは、わたしの小さなカメラと、わたしの腕とでは、とても捉えることのできないものだった。
だからもう、脳裏に焼き付けるだけにしておいた。
叔父の家で夕食をいただき（叔母はインドへ出張中だった）、夜の街をタクシーで走り抜け、今しがた、ホテルに戻って来た。
さて、残すところ、あす一日。明後日は、ルフトハンザ航空にて、フランクフルト経由バンガロア行き。
明日のランチはステーキ。夕食は刺身。インドではなかなか食べられない種類のおいしいものを、締めくくりに食べておこうと思う。
さてまた、インドでの日々が始まる。
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●脱インド。香港、サンフランシスコ、ハワイ、ニューヨーク1カ月旅
（現在、徐々に更新中。ハワイ編は完成しました。）
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※22日にニューヨークを発ち、23日の深夜、バンガロアに到着します。数日間は、更新をお休みします。