思いがけず、かわいらしい「専用車」で、花や植物がやってきた。
本日は、「運び込み」と「土ならし」作業のみ。
花も植物も、まだみんな子供のように小さいが、庭師曰く「2、3カ月もすれば、ぐっと大きくなる」(と言っているはず)なので、楽しみに待とう。
今日も、実に激しい一日だった。
ランチはコマーシャルストリートのKFCだった。
後れ毛はばらばらと、化粧ははげ落ち、首に木綿のスカーフを「手ぬぐい」のように巻き、ジーンズの裾を折り曲げた自分の姿を鏡で見て、愕然とした。
野良仕事の最中の農民のようである。
今日はようやく、注文していた便座が届いたというので、取りにいったりもした。20個を新規で取り寄せていた。わたしが買うのは5個。
しかし、中を確認すれば、ちょっとした傷のある商品ばかり。結局、20個すべてを開封し、そのうちから5つを選んだのだった。
わたしが、細かいのだろうか?
庭師が庭に水を撒く。
メタルワーク職人に水がかかる。
土が掘り返される。
汚れた靴で室内を行ったり来たりする。
……。土なら、拭けばとれる。
ノープロブレム。
見上げれば、今日も青空だ。
ブーゲンビリアの花に、蝶がひらひらと舞い飛んで来た。一匹、二匹、ひらひらと。
その平和な様子を、しばらくのあいだ、ぼんやりと眺める。
ノープロブレム。