「後日ゆっくり書く」といいながら、アップロードしていない諸々が気になる。
●使用人(我が家の旧家政夫モハンをはじめとする)問題
●インド国内における物価の格差と「お金」の問題
●一部在印日本人によるインド人十把一絡げ蔑視問題
●新居の写真あれこれ
ふむ。どれも、「仕事並みに」集中力と時間を要して書くべきテーマである。……やっぱり、保留だ。
ところで、今日は、インド人男性と結婚した日本人マダム3名が「新居祝い」に来てくださった。料理を持ち寄りでのランチパーティー。わたしもポーク(スペアリブ)のグリルやポテトサラダ、野菜サラダなどを用意する。
上の写真が、その豪勢な食卓の図である。
みなさん、お子様がいらっしゃり、時間制限もあるため、11時から2時すぎまでという時間帯であったが、「駆け足で」さまざまな話を交換し合い、よき、ひとときであった。
アルヴィンドは、今日も1泊でムンバイ出張。我が家に滞在中のK子さんは、お友達と外食ということで、わたしは一人のんびりと、ランチの残りなどを食しつつ、静かな夜。
この家は、本当に、居心地がいい。庭も、部屋も、どの場所にいても、気分が落ち着いていられる。引っ越して、本当によかった。
実はランチの最中にも、「洗濯物干用のテラス建設」が行われており、現在進行形である。
なにしろ「水平に甘い人々」ゆえ、ゆがみを厳格に指摘するのは我が役割。
雨だれは、左右のバランスよく、地上に降り注いで欲しいのである。
一カ所にドバドバと降り注がれ、大地を穿っては、もらいたくないのである。
さて、アルヴィンドは先週に引き続き、OBEROIというホテルに滞在している。OBEROIはTAJと並んでインドの老舗高級ホテルグループ。特長のひとつにそのスパが挙げられる。
OBEROIが擁している、Banyan Treeグループのスパでは、しっかりと訓練された施術師が上質のスキルで対応してくれる。ゲストでなければ使用できないのが惜しいところ。わたしは過去、デリーのOBEROIに宿泊したときに一度トリートメントを受けたが、非常に快適であった。
ちなみに、バンガロールにもOBEROIはあるが、やはり宿泊客しか予約できない。なお、ANGSANA SPAもBanyan Treeの系列である。ただ、ANGSANAはバンガロール市街から少し離れた場所にあるので、気軽に出かけられないのが難である。
それはそうと、夜、アルヴィンドに電話をしたら、先週に引き続き、今週も打ち合わせのあとにスパでマッサージをしてもらったとのこと。ご機嫌である。
ご機嫌な彼の声を聞くと、ほっとする。
どんな仕事であれそうであろうが、彼のビジネスもまた、なにかと精神的負担の重い仕事である。こうして時間の合間を見つけてリラックスできるひとときを持ってくれることは、妻としてはうれしい。
さて、いよいよ明後日は、日本母の来訪だ。『インド一人旅(福岡空港からバンガロール空港まで)大作戦』というマニュアルも作り上げ、妹にメールで送った。彼女がきれいにプリントアウトして、母に渡してくれることになっている。
英語のできない母のために、必要な英会話も折り込まれたマニュアルだ。入国管理に見せるオリジナル英文レターまで作成した。至れり尽くせりにもほどがあるっちゅうもんだ。
「これからの女性は自立しなければならない」と、母は幼い娘たちに言い聞かせて来たのであるが、自分自身はといえば、自立していないのである。亡父が甘やかし過ぎたのである。
従っては、今までも(米国時代から)、母が一人で来るときには、娘自ら、日本やらシンガポールやらに迎えに行ったりしていたのである。やっとられんのである。が、今後のことを考え、今回はなんとか一人で来てもらうことにしたのだ。
無論、帰りはわたしがシンガポールまで見送りを兼ねて、数泊滞在する予定。バンガロールからシンガポールは近いので、帰りくらいは同行しようと思うのである。それはそれで、楽しみではある。
片道なら、アルヴィンドも「呆れずに」我々の行動を受け入れてくれる。シンガポールでおいしいものも食べたいし。日本食なども、調達できるし。
そんなわけで、今年もすでに、半分が終わろうとしているのね。早すぎる。